団地詳細情報

目白団地


  • 都心でみつけた小さなオアシス。
  • 小さいけれども、団地の良さがコンパクトに凝縮されたかのような単身住宅。“昭和のシェアハウス”と呼べるほど、狭小の個室に、魅力的な共用部がある建物です。
所在地 東京都豊島区目白2-27-13
家賃 26,800円〜32,100円
面積 11平米〜13平米
交通 JR山手線「目白」駅 徒歩5分/JR山手線「池袋」駅 徒歩9分
築年数 1959年11月
総戸数 206戸



庭を囲むようにコの字型の住棟が配置されている。

どこか日本離れした雰囲気を持つ庭が魅力的。

道路側は、ギザギザした形のバルコニーが印象的。

庭に面した広いラウンジ。ぜいたくな空間です。

洗濯室やシャワー室、トイレなどは改装されて清潔感のある空間に。

洋室に改装されたタイプも2014年から登場しました。

今ではほとんど見ることのない、丸いシンクがレトロな雰囲気を醸しています。

3畳の部屋。和室のタイプ。

間取りは和室タイプと洋室タイプの2種類。

団地概要/昭和的シェアハウス?

団地と呼ぶには小さすぎる、けれどもこれも旧公団住宅のひとつの形態です。

「市街地住宅」と呼ばれるそれらは、普通のビルと同じように立っています。

一棟建てながらも、この目白単身住宅には、
郊外型の団地にも負けない、魅力的な空間があります。

まず目に飛び込んでくるのは、ファサードのギザギザとした形のバルコニー。
建ぺい率(敷地の大きさに対して建物を建てられる割合)ギリギリまで建物を建てるために、
バルコニーの面積を抑えながら、奥行きが狭くならないよう、
道路側の住戸には三角形のバルコニーが付いています。

1階のピロティから東西にエントランスがあり、東側には広いラウンジ。
ピロティの先には緑の庭園が広がっていて、
それを取り囲むように建物がコの字に配置されている、リッチなつくり。
東側が女子棟、西側が男子棟です。

そして、中庭はさながら、秘密の花園。
色とりどりの花が咲きほこり、つややかな風景をつくり出しています。

目白駅から 5分の場所に、こんな豊かな庭があるなんて!

ラウンジは庭園の景色を望む、まるでホテルのようなインテリア。
カリモク調の黒いソファーとテーブルのセレクトがこれまたリッチ。

さて、そのリッチさと対照的なのが、個室です。
1階の半分と2〜4階にずらっと個室が並んでいますが、
全て、わずか11〜13平米の3畳ひと間のシンプルな極小空間。
設備もこれまた極小の流しと靴箱と押入れのみ。

無駄なものはいっさいなく、削ぎ落とされたストイックな空間。
寝るためだけに用意された空間といっても、過言ではないでしょう。

ですがそれゆえ、共用部の魅力が引き立つのでしょう。

今のシェアハウスにも通じる、昭和的都市居住。
古いけれど、かなり新鮮な生活が送れそうな予感がたっぷりです。

周辺環境とアクセス/目白の高級住宅地にひっそり構える

目白駅から徒歩5分。
池袋との中間地点に位置するこの建物は、
JRと西武池袋線が交わる高架の近くですが、
電車の走る音は、そこまでうるさく感じません。

駅の東側には学習院大学の緑が広がる、静かな住宅街。
都心の狭小な住み家としては、ぜいたくすぎる立地です。

目白の高級住宅地の一角に、昭和34年に建設されたこの建物。
50年以上もの間、この地で東京の変化をずっと見守ってきたかと思うと、
なんだか不思議な気分になります。

都心の狭小敷地で、建物の高さだけが伸びていく今とは違い、
水平方向に伸びやかに、ゆとりがあった時代・・・

その豊かさを今に残している建物です。

ココがポイント/人生のある一時期、住んでみる

長くは住めません。
定期借家契約で、更新ができないということもありますが、
現代でいうシェアハウスのような、人生のある一時期に住まう、仮住まいに近い感覚です。

部屋は3畳しかなく、トイレ・風呂は共同。
流しは手洗い器くらいの大きさしかなく、ガス台なしというミニマムっぷり。

でも、今にも床が抜け落ちそうなボロアパートの3畳暮らしとは違う、
全く別次元の豊かさがここにはあります。

その削ぎ落とされたプライベート空間とは対象的な豊かな共用空間。
1階のラウンジは中庭に面して開けていて、まるで古いホテルのような雰囲気を感じさせます。
その横の受付には管理人さんがいて、なんだかほっとします。

地下1階には大浴場。
これがまたすごい広さで町の銭湯並み。

きれいに清掃されていて、管理も行き届いていて安心。

さらに印象的なのは、共用階段。
天窓や高窓からの光は、まるでフェルメールの絵画のような陰影を作り出しています。

部屋のスチールサッシや手洗器のような流し、流し横の擦りガラスもかわいらしい。
レトロ好きの心をくすぐるポイントが満載です。

狭小生活ですが、人生のある一時期だけでも住んでみたくなる建物です。

借り方のコツ/狙いすませ!

オススメはもちろん中庭に面した住戸。
部屋は小さくても十分な抜け感があって、窮屈さは感じません。

間取りは2タイプ。和室タイプに加えて、2014年に洋室タイプが誕生しました。
洋室はメープル柄のフローリングが究極にミニマムな空間に合っています。
改装されても、丸いシンクのキッチンやスチール窓は健在。
また洋室タイプには押し入れがクローゼットになっています。

トイレ、風呂は共同。洗濯機も共同です。
共同浴場は水・日曜、祝日と年末年始(12/29~1/3)は使えないので、
この日はシャワーを使うことになります。

エアコンはついておらず、入居者負担で設置可能。
流しはガス栓がないですが、IHの置型コンロの1口タイプならギリギリ置けそうな大きさです。

ちょっと現代離れしたスペックですが、それでも住みたいという方向けのマニアックな団地です。

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団地詳細情報ページ

お問い合わせ先(空室確認・住宅の仮予約・内覧ができます!)
UR賃貸ショップ王子 03-3912-3411
(10:00~17:00 水休)

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