団地詳細情報

港南台かもめ団地


  • 大きな中庭を形作るように配置された建物。
  • 8階建と14階建の建物で囲まれた中庭、と聞くとちょっと窮屈なイメージですが、この団地にはそれを感じさせない伸び伸びとした空気が流れていて、ホッとする雰囲気です。
  • そののどかさは「かもめ」という団地の名前にも表れていますが、実は、この名前にはある秘密が…
所在地 神奈川県横浜市港南区港南台2-1
家賃 59,300円〜84,500円
面積 33平米~47平米
交通 根岸線「港南台」駅 徒歩8分
築年数 1976年3月
総戸数 1497戸



大きな中庭が、真ん中あたりでくびれて2つに別れています

こちらは東側の広場に面した部屋から。西よりも小さい中庭ですが、この開放感

こちらは西側の中庭。斜面に沿って公園が造られています

上から見た西側の広場。かなりの広さがあります

木漏れ日が気持ちよくて、ちょっとだけ高原のような気分が味わえます

中庭が広いので、高い住棟に囲まれていても、伸び伸びした気分です

適度に更新された内装。和室が多いタイプなどもあります

二人暮らしにちょうど良さそうな広さと収納の量

団地概要/大きな中庭を囲む団地

16棟の建物が並ぶ「港南台かもめ団地」。
真ん中に大きな中庭があって、それを囲むように建物が並べられている団地です。

敷地全体は、東西方向になだらかに傾斜していて、それに沿うように、中庭も東から西に向かって緩やかに下がっていきます。

中庭は真ん中で一度くびれるように細くなっていて、東西どちらにも広場と児童公園が。
さらに東側には芝生の広場、西側にはテニスコートもあります。

この団地が造られた頃、日本では何度目かのテニスブームだったようなので、そんな流行を受けてこの団地にもテニスコートがつくられたのかもしれません。

建物は、敷地の南側に並んでいる1号棟から6号棟と、西側にある16号棟が14階建て。
それ以外の7号棟から15号棟が8階建てです。

南側の棟の方が背が高いのは、なんだか不思議な気もしますが、それがこの中庭を守っているようで、この落ち着く雰囲気につながっているのかもしれません。

建物は、階数以外でも、いくつかに分類できます。
全て高層の建物なので、エレベータが付いていますが、全ての階にエレベータが停まるのが1号棟と16号棟。奇数階だけに停まるのが2号棟から6号棟。それ以外の7号棟から15号棟の8階建ての建物では、停止階が1、4、7階だけになっています。

停止しない階がある建物は「スキップフロア型」と呼ばれるタイプで、最寄りの停止階までエレベータで上って、そこから階段で上ったり下ったりして、他の階まで行くことになるので、これも棟や部屋を選ぶポイントかもしれません。

そして停止階が少ない8階建ての棟は、停止階部分に飛び出す外廊下が外観のアクセントにもなっていて、ゴツゴツしたダイナミックな見た目が特徴的です。

周辺環境とアクセス/共通点は「鳥」

団地の最寄り駅は、京浜東北・根岸線の「港南台」駅。
そこから団地の各住棟までは、10~15分の距離です。

この地域全体がニュータウンのようになっているので、駅前はかなり充実していて、スーパーはダイエーとそうてつローゼン、そして高島屋があったり、バーズという商業施設にはユニクロや無印を中心に90以上の店が入っていて、普段の買い物に不自由はなさそうです。

団地と駅の間には、済生会横浜市南部病院という総合病院があったり、保育園があったり。
もちろん、小・中・高校も近隣に揃っています。

それから車で移動の多い人には、近くに横浜横須賀道路の入り口もあるので、これも便利なポイントになるかもしれません。

すぐ近くでは、団地の西側に広がるのが、港南台中央公園。
木々の緑がたっぷりの公園で、団地の北側の住棟に住む人は、この公園の中を通るのが駅までの最短ルートになりそうです。

そして団地のすぐ北側には、根岸線が走っています。
ただ敷地よりも低い、切り通しのようなところを走っているので、電車の音はあまり気にならなそう。

そして線路の向こう側にも似たような姿の団地があって、こちらも高層棟が中庭を囲むように立っています。

実はこの一帯は他にも団地がたくさんあって、敷地の南側や駅前にも5階建てぐらいの素朴でかわいらしい雰囲気の団地がいくつも立っています。

その他にも、良く良く調べてみれば団地がたくさん。
そしてどの団地にもある共通点があるのです。
それはどこも鳥の名前が付けられている、ということ。

その名前は、めじろ、ちどり、かもめ、つぐみ、ひばり、こまどり、うぐいす、ひよどり、おおるり、せきれい。

その数だけでも驚いてしまいますが、それだけではありません。
実はさらに分類があって、かもめや、ちどりなど、海鳥の名前がついているのが賃貸の団地。めじろや、ひばりなど、山鳥の名前が付いているのが、分譲の団地なのだそうです。

それを受けて、駅前にある商業施設は、名前を「バーズ」に。
なんとも鳥づくしな、ほほ笑ましい街です。

そんな街の開発が始まったのは、昭和40年代のこと。
それまでは山林と田畑が広がっていたこの場所に、横浜市の都市計画によって区画整理事業が計画されて、それを当時の日本住宅公団が実施する形で、街が造られました。

当時は電車も通っていなかったこの場所に、まずは一つ横浜寄りの洋光台の駅まで1970年に根岸線が開通。こちらが先に開発されて、街が造られていきます。

その後1973年に港南台駅から大船駅までが開通して、この港南台の街がスタートするのです。

そんな新しく造られた街なので、両隣の洋光台と本郷台も含め、買い物環境や、公共施設などが充実しているのも、この街の特徴です。

街は団地と、戸建ての住宅街で構成されていますが、南の逗子までの間には、まだまだ未開の森や森林公園などもあって、自然も残っている環境。そんな環境の良さもあって、団地に鳥の名前が付けられたのかもしれません。

ココがポイント/ゆったり中庭空間

なんといっても特徴は、大きな中庭の空間です。

なだらかに傾斜するこの中庭には、木々が程よく育っていて、晴れた日には避暑地のような木漏れ日の木立ちが爽やかな光景をつくります。

中庭の向こうには、他の住棟も見えますが、かなりの距離があるので、視線などが気になることもなさそうです。

またこの団地には50平米以上の部屋はないので、現代の生活では、ファミリーには難しい気がしますが、小さい子ども1人までならイメージできるかもしれません。

中庭は公園にもなっているので、この囲まれて守られるような環境であれば、安心して子供を遊ばせることができそうです。

そして西側の棟からは、窓の外に大きな公園が広がって、眺めも楽しめる環境。
上の方の階からは富士山も見えるそうで、管理事務所には富士山の写真が誇らしげに飾ってありました。

借り方のコツ/中庭向きを推奨

やはり、この団地に住むのなら、中庭向きが良さそうです。

中でも西側の庭の方が一回り大きくて、木々がたくさん植えられている場所もあってお薦めできそうなので、12号棟や、13号棟を狙うのが良いかもしれません。

かといって東側がお薦めできないわけでもなくて、こちらも中庭向きなので、環境は安定しているし、西側よりも一段高くなっているので、上層階では空が広く感じます。

では中庭に面していない棟ではどうか?
というと、こちらはさらに高層になっているのと、目の前に広がるのは、5階建てぐらいの低い団地と戸建ての住宅街なので、上の方の階ではかなり抜けのある眺めが楽しめます。

毎日、団地が並ぶ風景を眺めながら暮らせるので、団地好きの人にはこちらがお薦めかもしれません。

ただし配置図に3本線で描かれているように、敷地の南東を横切るようにして送電線が通っているので、眺望などの点では多少邪魔に感じることもありそうです。このあたりは現地で部屋を見る際に選ぶポイントにもなるかもしれません。

この団地の詳しい物件情報、入居申し込みはこちら

団地詳細情報ページ

お問い合わせ先(空室確認・住宅の仮予約・内覧ができます!)
UR賃貸ショップ洋光台 045-834-3351
(9:30~18:00 水休み)

港南台かもめ管理サービス事務所 045-831-7470
(9:30~12:00、13:00~17:00 水日祝休み)

UR団地の借り方のコツはこちら


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