団地詳細情報

平城第2団地


  • 団地の一番の特徴は、この小川のせせらぎです。
  • そして、せせらぎの水に象徴されるように、団地内には木々の緑が溢れ、古い団地の住棟を包み込みます。
  • さらに、せせらぎは人と人との関係も育むようで、成熟したコミュニティもこの団地の大きな特徴なのだとか。
所在地 奈良県奈良市右京2-1-2 他
家賃 44,500円~59,100円
面積 44平米~49平米
交通 近鉄京都線「高の原」駅 徒歩9分
築年数 1972年11月~1973年1月
総戸数 1,513戸



中心に流れる小川のせせらぎ。それに合わせるように、「く」の字状に住棟が配置されているのが特徴です

団地に入ると、せせらぎが出迎えてくれます。せせらぎの周りには豊かに茂る緑の木々

せせらぎに沿った小道には、古くて素朴な住棟の姿も見え隠れして、どこまでも絵になる風景が続きます

100種類、6,700本もの樹木が育っているというこの団地では、どこも緑がモサモサです

せせらぎに導かれるように進むと、団地の広場へ。ここでは今でも夏祭りなどの行事が行なわれるそうです

団地全体が周囲よりも一段高くなっていますが、せせらぎの西側の区画は、さらに一段高くなっています

窓が小さめで、開放感はあまりないタイプの団地ですが、緑に包まれるような部屋も多いので、お好みの窓辺を探してみてください

住戸は全て40平米台。2DKタイプが良いと思います

団地概要/せせらぎの団地

駅から7分ほどの距離を歩いて、団地の入り口へ。
敷地内へと足を踏み入れると、ほどなく現れるのは、さりげなく迎えてくれるような静かな小川のせせらぎです。

団地の真ん中を流れる、このせせらぎに導かれるように、奥へ。

せせらぎ沿いの小道には、覆い被さらんばかりに枝を伸ばすたくさんの木々。
その隙間からは、古い団地の住棟が見え隠れして、絵のような風景が続きます。

時に膨らみ、時に小さな広場になって、分かれ、重なり、橋になり……。
数本からなる、このせせらぎ沿いの小道を往復するだけで、きっとこの団地に魅せられてしまうはず。

そんな敷地内に並ぶのは、5階建ての「階段室型住棟」です。
全て40平米台の住戸からなるこの団地は、内装も古い和室が中心で、ほっこり落ち着く印象です。

ぜいたくをしない、実直な二人暮らしにちょうどのサイズは、こんな優しい環境で落ち着いた暮らしを楽しむ人たちのイメージに、ピタリとはまるのでは……と。

四角い住棟も、良く見れば帽子を被るように、少し出たひさしが印象的。

かつて都のあったこの奈良の歴史に敬意を表して、小さく屋根を付けたこのスタイルは、ここ平城第2団地から始まり、奈良や京都など、景観を大切にする他の街でも多く採用されてきたのだとか。

周辺環境とアクセス/ニュータウンとともに

この平城第2団地があるのは、近鉄京都線「高の原」駅。

実は、いわれなければ気付かないかもしれません。
ここが「平城・相楽ニュータウン」という大きなニュータウンの真ん中にあるのだということ。

周りにはいくつか団地の姿が見えますが、この平城・相楽ニュータウンでは一戸建てが集まる街区が半分以上を占め、それがパッチワークのように団地と交互に配置されているので、いわゆる団地がどこまでも続くニュータウンのイメージとは、少し趣が異なります。

そんなニュータウンの開発と、時期を同じくして建設が始まったのが、平城第1団地と、この平城第2団地。そして最寄りの高の原駅も、団地ができるのと同時に開業しました。

高の原駅は、ニュータウンの中心でもあり、駅自体は大きくありませんが、駅前にはいくつかのショッピングセンターや、総合病院、市役所の出張所に、郵便局、銀行と、大きなバスターミナルがあります。

ニュータウンの人々の生活を支える、重要な施設が揃っています。

特に駅に一番近い「イオンモール高の原」にはイオンの他、ユニクロ、ライトオンなどの物販店や、飲食店、カフェなどが。また「ワーナー・マイカル・シネマズ高の原」もあって、買い物から娯楽までがここに集まっているので、いつも人々で賑わっています。

また団地に併設された商店街「平城第2ショッピングセンター」は、このニュータウン初の商店街で、今でも現役。この商店街にも、店舗がいくつか営業中です。

近隣には保育園もあるので、小さいお子さんがいる方にも安心。
ニュータウンにはファミリー向けの間取りがある団地もあるので、お子さんが増えたり大きくなったら、近所の団地に引越しというのも可能です。

ココがポイント/コミュニティも見逃せない

この団地の見所は、なんといっても中心のせせらぎと、その周りに茂る緑の木々。

緑で溢れるこの団地には、なんと100種類、6,700本もの樹木が育っているというから驚きます。

また全体が周辺の道路よりも一段高くなっていて、中心のせせらぎ空間には車が入ってこないよう、歩行者と車が分離されているので、静かで安心。団地の外とは別世界です。

しかしこの団地の特徴は、この空間の魅力だけではないようです。

夏祭りや、そうめん流し、餅つきに、桜祭り、どんど焼きなど、ここに住む人たちが集まって行なうイベントがたくさんあり、それを運営するコミュニティがしっかり残った団地だということが、もうひとつの魅力なのです。

実は団地を象徴するせせらぎも、管理の大変さや費用の面から廃止が検討された時期もあったといいます。

特に賃貸の団地では、こういった費用のかかる設備は使われなくなる例が大半だとか。

しかしこの団地では人々の強い要望でこのせせらぎが守られ、今も生活を潤しているのです。

それもこの団地にコミュニティがしっかりと育まれてきたから。
いや、むしろこのせせらぎが育んだコミュニティが、今もしっかりと息づいているから。ともいえるのかもしれません。

借り方のコツ/広場とせせらぎがポイント

なんといっても、一番の魅力はせせらぎ空間。
部屋を選ぶのにも、これはポイントになりそうです。

図で分かるように、住棟の配置もこのせせらぎに向かって「く」の字に曲がるように傾けられていて、この部分では建物の前に広場があるため、視線の抜けがあったり、木々の緑がたっぷり見えたりと、特等席のようになっています。

特に16、21、25号棟の前は、広場が大きくてお薦め。

他にも、たくさんの樹種が生えるこの団地では、窓から見える木々も、部屋によってさまざま。お好みの木を見つけてみるのも良さそうです。

間取りとしては、住戸の面積が大きくないので、2DKタイプがお薦め。

この団地ではちょっと面白い仕組みが用意されていて「近居」という生活スタイルを推奨しています。

近居というのはあまり目にしない言葉だと思いますが、二世帯住宅のように、同じ家に二つの世帯が住むのではなく、家は別々に持ちながら近くで暮らすスタイルのこと。

この平城第2団地に住む子育て世帯や、高齢者世帯の家族が、同じまたは隣接する市区町村のUR賃貸住宅に住む場合、2世帯目の部屋の敷金が3ヶ月から1ヶ月に減免されます。

同じ市区町村というよりも、むしろこの平城第2団地の中で2世帯が暮らせば、おじいちゃんおばあちゃんに子どもを預けて働くことができたりして、近くなりすぎることなく、お互いにメリットのある暮らし方ができそうです。

そんな生活スタイルも、たくさんの人が集まって住む団地ならではの魅力なのだといえるかもしれません。

この団地の詳しい物件情報、入居申し込みはこちら

団地詳細情報ページ

お問い合わせ先(空室確認・住宅の仮予約・内覧ができます!)
UR奈良営業センター 0742-71-5561
(9:30~18:00 水休み)

平城第2管理サービス事務所 0742-71-1005
(9:30~12:00、13:00~17:00 水日祝休み)

UR団地の借り方のコツはこちら


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