団地詳細情報

烏山北住宅


  • 千歳烏山駅と久我山駅。各沿線でも人気の2駅。
    その間にあるこの団地は、南北に900m、東西に150mという縦に長い形をしていて、緑が多い所や、住宅街と混ざり合うように建つ所など、場所によって表情は様々。
    中心にある背の高い給水塔が、印象的です。
所在地 東京都世田谷区北烏山2-3-7 他
家賃 54,400円~87,800円
面積 32.85平米~45.33平米
交通 京王線「千歳烏山」駅 徒歩15分/井の頭線「久我山」駅 徒歩15分
築年数 1966年2月~1978年7月
総戸数 355戸(東京都住宅供給公社賃貸)



住宅街に横たわるような、南北に長い団地です。一番狭い部分で幅40mぐらい。

住棟間隔も充分で日差しもたっぷり。

住棟はいくつかタイプがあり、賃貸と分譲でも雰囲気が違います。

保育園も建築的にはなかなかのかっこ良さ。

そしてなんと言っても給水塔のあるこの風景がちょっとスペーシーで素敵。

中央高速が団地の真ん中を東西に突き抜けています。

内装はどの住戸も和室。のんびりスタイルで楽しんでください。

コンパクトに2人暮らし、もしくは1人でも良さそう。

団地概要/南北に長く横たわる団地

京王線と井の頭線の間に、細長く横たわるように建つ団地。
南北900mに対して、東西40~150mとかなり縦長なプロポーションのこの団地は
大きな世田谷区の一番北、杉並区との境目にあります。

東京都住宅供給公社によって造られた、この烏山北住宅。

住棟は1号棟から31号棟まであるのですが、27~30号棟はなく
31号棟が後から新しく建てられて、現在27棟+保育園が1つ。
住棟は全て階段室型の4~5階建で、周囲の住宅街と混ざるように建っています。

半分以上が分譲住宅として建てられたこの団地。
8~14号棟と、1つだけ離れた31号棟が賃貸棟で、残りは全て分譲です。
そのため、形状や色合いなど、棟によって少しずつ違いが見られるのも面白いところ。

そして、南北に長いこの団地は、敷地の表情も場所によって様々です。
いちばん南端は、わずか40mほどの幅で、両側を住宅街に挟まれ
ちょっと恐縮するかのように建っていますが、一番北は幅も広く緑もたくさん。

団地の真ん中には、スラっとかなり背が高く、スペーシーな形の給水塔があり
この団地のシンボル的な存在です。

その下には、スーパー京王ストアや、集会所、保育園があり
機能的にも団地の中心になっています。

また、南北に長い敷地の中には、大小いくつかの公園があって
大きな公園は、合計5箇所。
スペーシーな給水塔の横には、まるでミステリーサークルのような
円形の公園もあります。

そして、もう1つ特徴的なのが、団地を分断するかのように東西に突き抜ける
中央高速の高架です。

団地の計画が始まってからここを通ることが決まったという高速は
見た目的にはかなりインパクトがありますが
実はこの烏山北住宅を通る部分だけ、トンネル状に筒で覆われていて
多少音はするものの、住環境にはあまり影響がないように造られているため
見た目ほどは気になることもなさそうです。

周辺環境とアクセス/駅を使い分ける

実は、この団地は最寄り駅として書いた千歳烏山駅と久我山駅以外に
芦花公園駅と、富士見ヶ丘駅も同じぐらい、もしくは住棟によって
若干近い距離の場所にあります。

ただし、千歳烏山駅は沿線でもかなり人気の駅で
特に商店街は雰囲気も良く、いつも活気があって素敵です。
また久我山駅も高級住宅街にあり、スーパーが2つあったりと
なかなか便利な駅。

どちらも、美味しい店がいくつかあるというウワサも耳にするので
そういった点でも楽しめる駅で、残り2つの駅を利用することは
あまりないかもしれません。

ただし、富士見ヶ丘駅は井の頭線の終電の終着駅で
夜中1時過ぎに終電が到着するので、遅くなったときは使うかもしれません。

ちなみに、どの駅からも一番近い住棟までは10分ぐらい
一番遠い住棟まで20分ぐらいの距離です。

また、団地内は北に行くほど緑が多くなるのですが
団地の外も北側には、緑がたくさんあります。

地図の航空写真で見て、団地のすぐ北に東西に通っている、緑のベルトのような部分は
玉川上水の雑木林です。

玉川上水は、団地より東側で、ほどなく暗渠になって見えなくなりますが
西側は、ここから遥か青梅の手前まで、水路沿いに木々が茂る散歩道が続きます。

そして、井の頭線と平行して流れるのが、神田川。
こちらも、桜並木が有名で春にはお花見スポットとして楽しめます。

それから、団地の北東にある、広大な緑の部分は
元NHK富士見ヶ丘グランドだった場所で、現在は杉並区が富士見ヶ丘運動場として
運営をしています。

建築目線で言うと、ここのクラブハウスは前川國男設計の木造モダニズム建築。
なかなかかっこいい建物です。

団地の周辺は、戸建が建ち並ぶ住宅街なのですが、団地も多くあって
烏山北住宅と同じく、東京都住宅供給公社の団地や、都営住宅など
いくつかの団地の姿を見ることができます。

そして、団地の西側に少し行くと、お寺がたくさんあるエリアがあります。
ここは烏山寺町と呼ばれ、関東大震災の時に焼けてしまった都心部のお寺が
浅草などから集団で移転してきた一帯だそうで、独特の雰囲気。
高源院の池など、名所もいくつかあるので、散歩しても楽しめます。

ココがポイント/都心で働く人に

渋谷と新宿をそれぞれ終着駅に持つ、井の頭線と京王線。
この2路線が使えるのが、なんと言ってもポイントです。

駅からの距離は、10分以上あるので、近いわけではありませんが
団地のゆったりした環境を楽しみ、街も楽しみ、自然もあって
都心にも通いやすいこの環境は、団地目線だけでなく、
マンションなど通常の住まいの中でも、なかなか良い選択肢だと言えそうです。

また、吉祥寺から中央線方面へも出やすいので
休日は、都心とは逆方向へ向かうのも良さそう。

団地の間取りも、30~45平米と、単身~2人暮らしサイズ。
平日も休日も、比較的アクティブに過ごす世代にピッタリかもしれません。

それから、余談ですが
団地の中には、道路なのに橋の欄干のようになっている部分がちらほらと。
実は、ここは元々あった水路が埋められたり、暗渠になっている部分。

先ほどの、寺町や玉川上水なども含め、タモリ倶楽部的な好奇心をくすぐるネタは
探してみるとまだまだあるかもしれません。

借り方のコツ/給水塔を目指す?

賃貸の住棟で言うと、住環境としては高速の目の前以外は
どこも似た条件になっています。

とは言え、気になるのは給水塔の真下にある、14号棟。
給水塔を見上げるというだけでなく、目の前が公園になっていて視線の抜けがあり
下にはスーパーがあるので、買い物も楽々。
まずは、ここを狙わない手はありません。

とは言え、本当に団地の中心。駅からの距離で言えば一番離れることになるので
駅が近い方が良い人は、どちらかの駅に寄った住棟を選ぶのが良いのかもしれません。

31号棟は1つだけ後から作られた住棟で、団地のなかでは新しい建物です。
ほぼ違いはないのですが、少しでも新しい方が良いという人はこちらを。
千歳烏山駅にも一番近い位置にあります。

内装としては、基本的に全て和室。
なので、苦手な人は難しいと思いますが、のんびりゴロゴロできるという意味では
和室もなかなか素敵です。センス良く現代的な和室のスタイルを作ってみると
良い雰囲気で暮らせると思います。

また12号棟には、南側に和室が2室つながったタイプがあるので
ここをつなげて、ゆったり使うのも良さそうです。

この団地の詳しい物件情報、入居申し込みはこちら

団地詳細情報ページ

お問い合わせ先(空室確認・内覧ができます!)
東京都住宅供給公社 公社住宅募集センター 03-3409-2244
(9:30〜18:00 日・祝休、※土曜日の祝日は休業)

東京都住宅供給公社の借り方のコツはこちら


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