団地詳細情報

住吉団地


  • 昭和40年代前半に建てられた、レトロな団地。
    でも、この団地は他とは明らかに違う雰囲気をまとっています。
    どうやらそれは、この地の由緒に関係がありそう。
    そして建てられた時代の建築的な背景にも。
所在地 大阪府大阪市住之江区粉浜西3-1
家賃 39,300円〜65,700円
面積 28平米~54平米
交通 南海本線「住吉大社」駅 徒歩10分/
大阪市営四つ橋線「玉出」駅 徒歩10分
築年数 1968年3月~1969年8月
総戸数 1,198戸



ほぼ正方形の敷地。ギザギザとした形の建物が塔状の住棟。

まずは、この造形美を楽しみたい団地です。

大きな団地ではないですが、敷地内には緑も充実。

リズミカルに続くバルコニーの意匠。実は伝統建築をモチーフにしています。

分譲の住吉第二団地。間に見えるのが高速道路。

団地の東側は国道26号線が走っています。

間取りは和室の2DK、40平米台前半の住戸が中心です。

単身から2人、あるいは+小さい子供1人までの暮らしがイメージできそう。

団地概要/モダニズムと伝統様式

どこか懐かしい匂いを残す、昔ながらの住宅街。
それを南北に突き抜ける国道沿いに、この住吉団地が立ち上がっています。

ほぼ正方形の敷地に並ぶ、1~11号棟までの建物。
中でも目を引くのは、ゴツゴツと雁行した平面を持つ、塔状の住棟。
全部で5棟がこの団地の中に配置されています。

そして対照的に、規模も大きく、静かで落ち着いた雰囲気を醸しているのが、残りの5棟。
しかし、巨大なその矩形の立体には、リズミカルな造形が施されています。
よく見れば、それは格子や木造建築の木組みなど、伝統建築の様式を模したデザイン。
それら全てがコンクリートで表現され、バルコニーなどとして、住棟に表情を与えます。

遠くから見ると、重厚な印象だった大きな住棟。
しかし、この造形によって、近づくにつれその印象は軽快さへと変わっていきます。

「住吉」の名の通り、この団地は大阪の住吉大社からほど近い場所に建てられています。

全国に2,000以上あるという住吉神社の総本社である住吉大社。
社殿は国宝にも指定され、「住吉造」という日本でも最古の建築様式を持つのだとか。

この団地に見られる意匠は、きっとそんな住吉大社への敬意の表現なのでしょう。

この団地が建てられた昭和40年代初め。
日本でのモダニズム建築全盛期であるこの時代。
その旗手たちの作品の中には、同時に伝統様式との融合を目指す動きも見ることができます。

例えば、丹下健三の代表作、香川県庁舎などに見られるデザインがその好例。
そんな美意識が、この団地の意匠にも取り入れられているようです。
そして、それが単なる様式の参照に留まらず、デザイン的に高いレベルを保っている。
そこに当時の公団の気概を感じることができる団地です。

建物の中へと入っても、そのデザインへのこだわりは、随所に感じます。
例えば、1階の共用部には幾何学的な曲面や、カラフルなタイル。
住戸の中の造作の棚などにも、他の団地には見られないこだわりが見て取れます。

全部で11棟ある建物のうち、10棟が住棟で、残り1棟が集会所。
ちなみに、建物には1から11号棟の番号が振られていますが、UR賃貸住宅は8号棟まで。
残り3つの住棟は分譲で、実は名前も「住吉第二団地」と、別の団地になっています。

間取りとしては、和室の2DKで、40平米台前半の住戸が中心。
それに30平米前後や、50平米前後の住戸も加わる、1DK~3DKという構成です。

単身から2人、あるいは+小さい子供1人までの世帯が対象になりそうな団地です。

周辺環境とアクセス/時代の恩恵

最寄り駅の南海線「住吉大社」駅までは、「なんば」駅から10分足らず。
その名が表わすとおり、駅のすぐ東側には住吉大社の大きな境内が広がります。

駅から団地へは、住吉大社と逆の西側へ。
実はこちらにも、境内と同じく緑が広がっています。
それが、「住吉公園」の敷地。団地へはここを抜けて行くのが近道です。

その昔、住吉大社の境内は、今よりもずっと広く、この住吉公園もその一部だったのだとか。
ここには境内馬場があり、駅から西へと伸びる園内の道は、参道だったと言います。

そして立派な木々が枝を広げる、かつての広い参道を抜けると現れるのが、国道26号線。
それを100mほど北へ行けば、住吉団地の敷地です。

広い公園の敷地には、野球場やテニスコート、運動場などが整備されています。
そこで人々がスポーツに汗を流す姿には、かつてここが馬場だった頃の名残りが感じられるよう。
今でも残る和の雰囲気と、スポーツをする人たちの姿の対比が印象的な公園です。

さて、「住吉大社」駅の隣には、実はもう1つ小さな駅があります。
それが、阪堺電気軌道の「住吉公園」駅です。

阪堺電軌と言えば、いわゆる路面電車。
昭和の香りが色濃く残る、このエリアを象徴するような存在です。

そんな阪堺電軌なら、最寄りは「住吉公園」駅の他に「住吉」駅も。
レトロな雰囲気を楽しみながら、路面電車に揺られるのも、また素敵です。

そしてもう1つ、昭和の面影を今も残す、この地の名物が粉浜商店街というアーケード街。
この商店街の入り口は、「住吉大社」駅の少し北側にあります。
そこから南海線に沿うように北へ数百メートルも続くアーケードが、1つ手前の「粉浜」駅まで。
個性豊かな店が連なるこの商店街も、団地に住んだら是非通いたい場所です。

ちなみに、「粉浜」駅からも、団地の北側までは8分の距離。
住棟によってはこちらが最寄り駅になります。

また、買い物環境としては、商店街の他に、団地の北隣に近商ストアがあるのが便利。
そして、団地の国道沿いにも商店街があって、食べ物屋などが入っています。
加えて、阪急オアシスや、24時間のスーパー玉出などが徒歩10分以内に。

他にも、住宅街らしく、地域密着の個人店から、大手チェーン店、飲食店から物販店まで。
近隣には店舗が色々あるので、まずは街の散策から初めてみるのが楽しそうです。

ココがポイント/すみよし

地名の由来である、「住吉大社」。
さらに元をたどれば、この地が神様にとって「住むのに良い」というのが、この名前の由来だそうです。

それから1,800年の時を経た現代。
この街は、のんびりした空気と利便性が同居する、人にも住み良い街になりました。

そんな条件を満たしつつ、建物としても高い意識でデザインされた団地。
それがこの住吉団地ならではのポイントです。

住宅街の団地なので、敷地は大きくはないですが、中にはプレイロットや広場、公園が充実。
そして植栽の木々もこの地にしっかり根を張って、枝を大きく広げています。

さらに敷地内は舗装がし直され、足元から爽やかに。

そんな敷地内をお年寄りが散歩し、子供たちが走り回る、活気のある団地です。

借り方のコツ/間隔で選ぶ

住みやすい条件の整った団地ですが、どこかの住戸をお薦めするとなるとなかなか難しい。
しかし、あえて選ぶとするならば、住戸の前のスペースの広さがポイントになるかもしれません。

例えば1号棟の真ん中あたりや、7号棟の真ん中から東側。
あるいは、4号棟南側の西向き、もしくは北側東向き。
このあたりの住戸は、目の前が広場やプレイロット、駐車場や築山などで、抜けています。

また、周りは低層の住宅が多いので、団地から外を向いた住戸でも眺めが期待できるでしょう。
ただし、団地の東側は国道26号線、西側は阪神高速15号堺線が通っています。
そのため、騒音などが気になる方は、団地の内側を向いた住戸が良さそうです。

また、この団地では近居促進制度という制度が使えます。
例えば、親との同居は面積や間取り的に難しそうですが、逆に同じ団地で2世帯が別の住戸に暮らすのは、プライバシーを確保しながら、近い関係を保つには良さそう。そんな場合に、家賃の割引きを受けられる制度が、この近居促進制度なのです。

条件などについては、下のリンクからURのサイトでご確認を。
これも賃貸の団地ならではの住まい方だと思います。

この団地の詳しい物件情報、入居申し込みはこちら

団地詳細情報ページ

お問い合わせ先(空室確認・住宅の仮予約・内覧ができます!)
住吉現地案内所 06-6676-5075
(土日祝・10:00~17:00)

住吉団地管理サービス事務所  06-6678-0819
(月火木金土 10:00~12:00、13:00~16:00 水日祝休み )

UR団地の借り方のコツはこちら


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