
東豊中第2団地
所在地 | 大阪府豊中市東豊中町5-2 |
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家賃 | 50,200円~111,200円 |
面積 | 36平米~75平米 |
交通 | 北大阪急行「桃山台」駅 徒歩15分又はバス約5分 徒歩3分 |
築年数 | 1967年3月~1991年10月 |
総戸数 | 1,424戸 |
団地概要/地形の恩恵
千里ニュータウンで知られる、千里丘陵。
その丘の上にある、南向きの大きな斜面に、この団地は建てられました。
周りは、緑濃く茂る緑地が点々と残る住宅街。
団地と、緑地、そして戸建tての新興住宅街が、パッチワークされています。
斜面をそのまま生かすように造られた団地。
敷地内を歩けば、視線の変化につれて移り変わる風景が、目を楽しませてくれます。
加えて、団地内には小さな公園や、プレイロット、広場などが至る所に。
周りだけでなく、敷地内の木々も大きく育って、緑に囲まれた生活が楽しめます。
時に急峻なほどに、高低差のある敷地。
それは住環境にも大きな恩恵をもたらします。
特に全体が南斜面のこの団地では、北側の住棟は必ず前の住棟より高い位置に。
そのため上の階では大きな空と抜ける眺望が、下の階も日当たりと通風が確保されます。
団地の建設は、昭和40年代。(※)
住棟はどれも5階建てでエレベータがなく「階段室型」と呼ばれる典型的な団地型です。
それが緑の中に並べられた風景は、素朴で落ち着く、ゆったりした雰囲気。
ただ少し特徴的なのは、斜面に合わせて所々で1階部分がピロティになっている点。
この部分は1階が柱だけになっていて、通り抜けたり、立ち話をしたり、子どもが走り回ったり。
文字通り風通しの良い環境を作り出しています。
住戸の間取りとしては、一番多いのが2DKのタイプ。
他にも1LDKから、部屋数の多い4DKまでの間取りがあります。
面積は40平米台を中心に、30平米台から70平米台まで。
この年代の団地にしては、面積の大きい部屋が多めの印象。
若い夫婦など、二人暮らしから、小さい子供のいる世帯までが対象になりそうです。
(※ 151棟のみ1991年築。)
周辺環境とアクセス/バスに乗ろう
団地の最寄り駅は、北大阪急行「桃山台」駅。
そこから団地までは、歩いて15分の距離です。
でも、駅への往復には、バスの利用をお勧めします。
なぜなら駅からの道のりには、かなりのアップダウンがあるからです。
駅を出ると、まずは軽く上り坂。そしてググーっと下って、また同じぐらい上ります。
15分の高低差は、毎日の運動としては悪くない。
なので、もちろん歩くのも良いでしょう。
朝一番のウォーミングアップにも良さそうです。
でも駅からはバスで5分。少ない時間帯でも10分間隔ぐらいで走っています。
まずはバスがあるから大丈夫、と思っておいて、あとは天気や気分で歩いたら良いと思います。
そして運動という意味では、団地のすぐ隣に、大きな公園が。
この「二ノ切池公園」には、温水プールや、運動広場、ジョギングコースがあります。
プールはガラス屋根から降り注ぐ自然光の中で泳げるという、なかなか気持ち良さそうな施設。
さらに駅のすぐ近くには、桃山台スポーツグラウンドという運動場もあります。
こちらには、野球場や、テニスコートなど。
どちらも緑豊かな環境の中で、伸び伸びスポーツを楽しめそうです。
それから、この住宅街を南北に縦断するように、千里緑地という緑地が残されています。
実は、それが団地のすぐ南から始まり、東側を通って北上しているのです。
先ほどの二ノ切池公園も、その中につくられた公園。
緑地の中は、手つかずの緑が残されている所が多いようなので、散策なども良いかもしれません。
そしてこんな環境ならば、小さい子どもをのびのび育てるのに良さそう。
団地の南には幼稚園あり、西側には小学校、そして近くには中学校もあります。
また気になる買い物環境としては、団地から徒歩10分以内にスーパーが三つ。
コープと、ピーコック、そしてマルヤスというスーパーがあります。
他にも、付近の大きめの通り沿いには、飲食店や物販店があるので、不便はなさそう。
それから、駅前にもアザール桃山台という商業施設があります。
こちらには、阪急オアシスを始め、100円ショップや、ドラッグストア、飲食店にクリニックなど。
阪急オアシスは22時半までなので、便利に使うことができそうです。
ココがポイント/環境と利便性のバランス
最寄りの「桃山台」駅からは、「梅田」駅まで約16分。
御堂筋線に乗り入れる北大阪急行は、「なんば」や「新大阪」も結ぶ、いわずと知れた大動脈。
その駅から徒歩圏に、こんな環境があるというのが、まずうれしいポイントです。
新しい住宅街ながらも、緑がふんだんに残された周辺の環境。
それに加えて、団地内に植えられた木々も、暮らしを優しく見守ります。
そして団地内では車と人の動線が、完全に分離されているのもポイント。
団地の中心部では、車の危険を考える事なく、子どもがのびのびと遊べます。
いくつもあるプレイロットや、広場などで走り回る子どもの姿が印象的な団地でした。
また全体が斜面になっているので、プレイロットや広場の視認性も良好。
みんなで見守るような雰囲気があるのも、安心感につながりそうです。
さらに、この団地は2014年から、「MUJI×UR」の舞台としても選ばれています。
これは無印良品とURが手を組んで団地をリノベーションするプロジェクト。
「MUJI×UR」の住戸では、無印良品が提案する新しい団地の暮らしを楽しむことができます。
借り方のコツ/高低差と開放感
これだけ変化に富んだ地形に建てられた団地。
それだけに住戸ごとに環境も様々です。
ポイントはいくつかあると思いますが、せっかく郊外の団地なので眺めや開放感で選びたいところ。
そういう意味でお薦めできそうなのが、まずプレイロットや公園、広場に面した住戸。
例えば、101、102、107、113、114、120、129、130、135、137、148、150号棟など。
これだけでも、かなり沢山の住棟があります。
また隣の緑地に面した住棟では、目の前の景色が一面緑。
視線を気にする事なく暮らせるという点でも、お薦めです。
こちらは、110、123、124号棟など。
それ以外にも、団地の東端の住棟の東側は、隣の「二ノ切池公園」を上から眺めるような住戸。
また、敷地は北側に行くほど高台になっているので、5階の住戸では眺めを楽しむことができます。
間取りとしては、DKが洋室になった、2DK、3DKがお薦め。
一部の住戸ではLDKになった部屋もあるようなので、こちらも探してみると良さそうです。
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