団地詳細情報

金町駅前団地


  • その名が表すように、まさに駅前に立地する団地。
  • 堂々たるその姿には、ほれぼれしてしまいます。
  • しかも駅前にありながら、緑が溢れる広場や遊び場。
  • 周辺も河川敷や、大きな公園などが充実。
  • 上層階からは、眺望の抜けも楽しめます。
所在地 東京都葛飾区東金町1-36
家賃 56,400円〜101,500円
面積 30平米~53平米
交通 JR常磐線「金町」駅 徒歩2分/京成金町線「京成金町」駅 徒歩4分
築年数 1968年4月~1968年7月
総戸数 1,417戸



南側(図面左下)が駅。駅前の東急ストアが1号棟にあり、そこから東(右)へ2、3、4号棟と続きます

駅前!? と、目を疑いたくなる風景です。手前が大きな遊び場で、その向こうに唯一背の低い3号棟があります

2号棟の端正な姿には、ほれぼれしてしまいます。建物の周りに広い空間が取られているのも、独特な空気感をつくりだしています

駅前から。小さめのロータリーを越えた正面に東急ストア。その奥に見えている1号棟と一体の建物です

2号棟と4号棟の間は緑がたっぷりで、のんびりしたくなる場所です

こちらは1号棟と2号棟の間の広場。駅前の喧騒と隔てられた広い空間は、ミニマルでかっこいい

2号棟にある角部屋のタイプ。開放感と明るさに驚かされます

上のタイプの間取り(反転タイプ)。仕切りを開け放して使うと気持ち良さそう

団地概要/駅前の貫禄

駅のホームに降り立てば、目の前にはずっしりと貫禄のある姿で構える建物。
まさにその名にある通り、駅前からすぐに、この団地の敷地が始まります。

人で賑わう「金町」駅を出れば、北口には小ぶりなロータリー。
その正面には、スーパー東急ストアが待ち構えています。
実は、ここもすでに団地内にある建物の1階部分。
ちょっと変形ですが、そこからつながる左手の大きな建物が1号棟。
正面右手には2号棟が見え、さらに広場などを挟んで、4号棟まで建物があります。

今では、下町的な雰囲気と新しい建物が混在する住宅街、というイメージのこの駅。
かつてここには駅の南側に住宅街、北側に大きな工場と田畑が広がっていたようです。

その工場が移転した跡地を、当時の公団が取得して建てたのが、この金町駅前団地。
裏に広がっていた田園風景も、今ではすっかり住宅街へとその姿を変えています。

少し前の時代まで、都市部やその周辺にも、大きな工場が点在していました。
それが地方へと移りだし、公団はその跡地を利用して団地を造り始めます。
そんな動きの、都内での最初期の取り組みによってできたのが、この団地でした。
さらにそれは5階以下が中心だった団地の建物が、高層化し始める時期とも重なります。

どちらにとっても先端的な事例だったこの金町駅前団地。
新しい取り組みにかける心意気のようなものを、この団地からは感じることができます。
堂々たる姿の建物たちも、当時はシンボリックなものとして人々の目に映ったことでしょう。
特に2号棟の幾何学的で無駄がなく端正なデザインは、特別な存在感を放っています。

ゆったりと、充分な間を空けて建物が配置されているのも、この団地の特徴のひとつ。
そして敷地の北側には、1棟だけ5階建てに低く抑えられた3号棟が。
背後に続く住宅街と、スケールを合わせようという気遣いが感じられるようです。

その3号棟の前には、大きな広場と遊び場が確保されています。
駅の目の前にして、緑が豊かに茂るこの環境が保たれているのも団地ならでは。
近隣の人たちにとっても、憩いの存在になっているようです。

住戸のサイズとしては、50平米前後の広さが中心。
間取りは2DKが多く、1LDKなども一部に見られます。
また「リニューアルi」という、現代的なスタイルに一新されたタイプも用意されています。

周辺環境とアクセス/公園なども充実

何度もいうように、アクセスというよりも“駅前”と表現した方が正しい立地。
最寄りの「金町」駅は常磐線の駅ですが、実際には全てが千代田線への乗り入れ。
大手町から日比谷、あるいは赤坂、表参道方面へ直通です。

そしてもうひとつ。駅の南側には京成金町線の駅が。
こちらは、都内では希少な単線での運行。4両編成で、3駅だけの路線です。
次の駅はあの「柴又」で、その次はもう終点の「京成高砂」駅。
ここで京成本線と北総線に乗換えができます。

金町駅の周辺は、いくつもの商店街があり、特に駅前はいつも賑わいをみせています。
チェーンのファストフードやドラッグストア、携帯ショップなどに混ざって個人店も充実。
買い物から飲食まで、日常のアレコレは駅周辺で足りそうです。
北口には東急ストアに加えてイトーヨーカドーも、そして南口にはマルエツがあります。
他にもホームセンターや図書館などもあるので、平日も休日も便利です。

そして、周辺に保育園や幼稚園がかなり充実しているのも、この街の特徴。
間取り的に大きな子どもは難しそうですが、小さなお子さんなら子育てにも良さそうです。

少し広域では、団地の東側数百mのところに江戸川が流れています。
河川敷には野球場や、ゴルフコースなどが。
そして北に20分ほど歩けば、広大な水元公園があります。
ここは、「都内で唯一水郷の景観をもった公園」ということで、水辺を楽しめる公園。
中には、せせらぎ広場、バードサンクチュアリーからバーベキュー広場、キャンプ場まで。
四季折々、家族でたっぷり一日楽しめそうです。

ココがポイント/意外なゆとり

団地を訪れて驚くのは、なんといってもゆとりのある建物の配置です。
駅前の喧騒を抜けるとすぐに広がる、大きな広場。
さっきまでの人混みがうそのように、ゆったりとした時間が流れています。

特に、2~4号棟に囲まれた広場と遊び場は、豊かな緑が魅力的な空間。
住人どうしがおしゃべりしたり、お母さんが子どもと遊んだり。
便利なこの立地で、こんな空間が楽しめるのはかなり貴重といえそうです。

周辺に広がっているのは、低層の住宅街。
背の高い団地の建物からは、見晴らしも期待できます。
特に東側には、江戸川の河川敷に茂る緑が見え隠れ。
のんびりした気分が味わえます。

そしてなんといっても一番は、買い物などの便利さと、公園などの充実度のバランス。
一度駅前の便利さに浸ってしまうと、抜け出せなくなりそうでちょっと怖いです。

借り方のコツ/意外な角部屋

3号棟以外は、規模の大きい建物が並ぶこの団地。
シンプルな外観が物語る通り、同じ大きさの住戸が連なっています。

そんな中に、意外な角部屋がありました。
それが2号棟の南西と、南東の角の住戸。
特に上の方の階になれば、2方向の開放感に加えて眺望も楽しめます。
部屋に入った瞬間、この明るさと開放感に思わず声が出てしまいました。

それ以外でも、1、2、4号棟の上層階であれば、開放感は約束されているようなもの。
特に、1号棟西側と、4号棟東側であれば、遥か先まで見晴らす眺めが楽しめます。

それから真南を向いている3号棟も、目の前には大きな遊び場と広場。
広がりと奥行きがあり、木々の茂る“大きな庭”のような空間を眺めることができます。

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(9:30~18:00 水休み)

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(10:00~17:00 水休み)

金町駅前管理サービス事務所 03-3609-1800
(9:30~12:00、13:00~17:00 水日祝休み )

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