
このコーナーでは団地に住まうことのいろいろなメリットを紹介していきます。
<その1>知られざる!? UR団地のメリット。
今回は団地の供給元の中でも代表的なUR都市機構の団地についてです。
UR団地は普通の賃貸物件にはない、様々な制度があります。
これらの制度をうまく使えば、おトクに団地に住めちゃいます。
UR団地の最大のメリットが「礼金、仲介手数料、更新料不要」。
礼金はもちろん、仲介手数料は団地R不動産からでも、他の不動産屋からでも、
もちろんURの営業センターで申し込んでも一切かかりません。
また、何年住んでも更新料がかからないので、長く住む方がおトク。
敷金は賃料の2ヶ月分が必要です。
この敷金は退去時に、退去月の日割り家賃&共益費・滞納家賃・修繕負担金がなければ送金手数料等を除いて返金されます。
それと、月々かかる共益費。
団地の共用部分の清掃などに使われるお金です。
この共益費は物件によってまちまちなので、物件を選ぶときは家賃と合わせて共益費をチェックしましょう。
保証人がいらなくても、機関保証を求められるのでは?
と思う人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
入居条件は、
夫婦で入居する場合、世帯の合計月額収入が家賃額の4倍以上、または33万円以上があればOK。
単身世帯の場合は、月収25万円以上あればOK。
企業に勤めていないフリーランスや自営業の方であっても、
団地を借りるときのハードルは低いのです。
収入のない学生(18歳以上)だけでも、住める団地が増えています。
ちなみに最近のURは抽選ではなく、普通の賃貸マンションと一緒の先着順が殆ど。進学時の引っ越しなど、タイミングを気にせず物件選びができます。
親権者が契約者になるので、そのひとの収入が2,4,5の条件を満たせばOK。
ただし、学生賃貸ができない団地もあるようなので、問い合わせの際に聞いてみて下さい。
貯蓄がある方は、1年~10年分の家賃+共益費をまとめて払える一時払い制度があります。
実は、これには割引がきくので、月々家賃を払い続けるより安く住めちゃいます。
また、その場合は収入の審査がいらなくなります。
さらに、もう一つユニークな入居条件が、固定収入がなくても、
家賃の100倍以上の貯蓄額があればOK。
また、月収入が家賃の2倍あれば、貯蓄額は50倍でもOK。
仕事を辞めて固定収入がない方や、月々の収入が安定しない職業の方も安心。
前年度は収入が少なかったけど、貯蓄はある、そんな人も入れますよ。
学生や単身者同士で、団地でルームシェアしたい!
そんな方にオススメなのが、ハウスシェアリング制度。
団地の中にはシェアで住める物件が、実はたくさんあるんです。
団地R不動産ではシェア可物件には「シェアOK」アイコンがついています。
普通の賃貸物件だと、シェアをお断りされたり、審査が厳しくなったり、
シェアするにはハードルが高いですよね。
団地はたくさん部屋があって2面採光の物件もあるので、
ルームシェアには実はうってつけかも。
UR団地にはちょっと家賃の安いお得な物件があります。
それがURライト。
2~3年間の期間限定の契約で更新はできませんが、
都心の物件に多く、便利で古くてレトロな都会の団地を借りたい方はオススメです。
たとえば、郊外の海辺の団地を借りて、週末住宅として使う。
郊外に家があって、平日帰りの遅くなる旦那さんが都心の団地を借りる。
そんな二拠点生活も、マルチハビテーション制度ならできちゃいます。