text= 大我さやか(OpenA ltd.)

幅広い世代、ご職業の方にたくさんご参加いただき、お天気にも恵まれ最高の団地日和になりました。
ぶっ飛んだアイデアから実現できそうものまで、団地を面白くするいろんなアイデアが生まれました!
ご参加頂いたみなさま、どうもありがとうございました。
後日、レポートコラムを団地R不動産で掲載の予定です。

5/12(土)、団地の面白い住み方・使い方を考えるアイデア会議、開催します! イベント参加者募集!


団地の面白い住み方・使い方って? 団地R不動産と一緒に考えてみませんか?
団地×アイデアキャンプ

5/12(土)の団地オモシロアイデア会議、イベントの詳細が詰まってきました。
当日は『アイデアキャンプ』の手法を取り入れて、団地の面白い使い方についてのアイデア出しを行う予定です。
(参加者には、詳しい事前の案内をメールでお送りします)

アイデアキャンプとはちょっとした道具の工夫によってアイデアを出しやすくする発想のスタイル。
芝生のうえでケイタリングランチをみんなで食べたあとの、
団地×アイデアキャンプをどうぞお楽しみください。

まだ数名分、参加が可能ですので、まだ申し込みされていない方もぜひ! 

参考URL:アイデアキャンプ http://www.ideacamp.jp/

〔書籍〕アイデアキャンプ 創造する時代の働き方


団地R不動産では、団地の本をつくりはじめています。

まだまだ企画段階ですが、新しい団地の住み方、面白い使い方のアイデアがたくさん詰まっている本にしたいと、
張り切ってつくっています!

この本をきっかけに、「団地の面白い住み方・使い方とは?」について、
団地R不動産の目線で考えてみたいと思っています。

たとえば、
住棟にパン屋さんが入っていて、屋上で気持ちのよい朝ごはんが楽しめる団地。
1階の空き店舗が路面オフィスになっていて、団地に住みながら仕事もできる職住近接団地、
移動販売車がやってきて、駐車場や共用庭が青空カフェや図書館になる団地・・・
面白そうな団地ライフの理想を、みんなで話してみませんか?
考え始めたら、団地のいろんな可能性に気づくはず。

気楽な感じで、テラスハウスの庭でケータリングのランチを食べたり、
古いテラスハウスや階段室型住棟など団地内を散策したり、
団地に実際に来て、見て、使ってみて、
楽しみながらアイデアを出し合いましょう。

アイデア会議のフィールドは、ひばりが丘団地!


もうすぐ取り壊されてしまうテラスハウス。古き良き団地の魅力を残す最後の手がかりかもしれません。

アイデア会議のフィールドは、
昭和34年に誕生した、東京都西東京市・東久留米市にまたがる「ひばりが丘団地」。
URの前身である日本住宅公団が設立して間もない頃、
多摩平団地(日野市)に続くマンモス団地として開発されました。
それ以後開発された団地のお手本にもなった、有名な団地です。

西東京って聞くと、ちょっと遠そうに感じますが、
池袋から西武池袋線で急行16分、10分に1本の準急でも22分。
あれ? 意外と近い? と思いませんか?

団地は「ひばりヶ丘」駅からは歩くと15分くらいですが、10〜15分毎にバスが出ていて、6分くらいで団地に着きます。

現存する数少ない30年代団地のひとつですが、今は建て替えが進んでいて、
当時の住棟は、テラスハウスや4階建ての階段室型住棟をわずかに残すのみ。
その建替工事も最終段階に入り、5/19からは最終の入居者募集が新たに始まります。

ひばりが丘団地最終募集についてはこちら。

昔から住んでいる住民だけでなく、新しくこの団地に住む人も増えてきていて、
団地の長い歴史の中で今、転機を迎えようとしています。

これまで、ひばりが丘団地ではさまざまな面白い試みが行われてきました。
例えば、古い4階建ての住棟の最上階をガサっと撤去したり、
床を抜いてメゾネットタイプの住戸に改修したりと、
新築さながらの大胆なリノベーションの実験をしているのです。(現在は解体)
詳しくはこちら。


保存されたテラスハウス。ピンク色のバルコニーと庇がキュートです。

団地内には、もはや稀有な存在である「スターハウス」が保存され、
管理サービス事務所やホールとして使われていて、
新築の住棟との不思議なコントラストを生み出しています。

ケヤキ並木や桜など団地内の木々は、住棟の高さを超えるほどのびのびと育っていて、気持ちのよい木陰と森の風景を生み出しています。

面白さと心地のよさが魅力のひばりが丘団地だからこそ、
青空の下でアイデア会議したら、きっと面白いアイデアが出てくると思うのです!

ご興味のある方は、是非お気軽にご参加下さい!