僕が団地に決めた理由(わけ)

この連載について

最近、東京R不動産のメンバーのひとりが、団地に引っ越しました。実際、団地に住むってどうなの? このブログでは、実際の団地ライフの模様を、メンバー、およびその妻の目線から定期的に語っていきます。

この連載に登場するのはこちらの団地です。
北砂五丁目団地

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  • 第8話 神代団地へ行ってきました

    2013年3月12日

    北砂五丁目団地の日常

    前にも書きましたが、僕は団地にたいして思い入れのあるタイプじゃないです。なんだけど、実際に団地に住み始めて居心地がいいな、と思っていることも事実でして。

    今回、そんな僕が神代団地に遊びに行くことになりました。
    『団地に住もう! 東京R不動産』(東京R不動産著)の中にも出てくる西湖さんが結構長い友達で家に呼んでくれたのと、僕が北砂に住むきっかけになった東京R不動産黒田が神代団地に引っ越したのと、黒田に子どもが生まれたのと。まあいろいろ理由があって遊びに行くことになったんです。


    やたらのどかな神代団地

    行ってみると、まあ北砂との違いに驚かされまして。
    北砂五丁目団地自体は以前大友克洋の漫画『童夢』でも舞台になった、その時代の端的な大型団地だったようなのですが、それとはまったく違う種類の大型団地が神代には広がっていたんです。まず建物の高さ大きさが全然違って、北砂は8号棟まであって14階建て、合計2809戸なのですが、神代は59号棟まであって(面積がやたら広い)だいたいが5階建て合計1984戸。どちらも大きな団地に違いないのでしょうが、風景は全然違う。ある種北砂が巨大でサイバーな雰囲気があるのに対して、神代はやたらのどか。僕みたいな自堕落な人間はここに住んだら廃人になると確信ができるほど。


    建物一つ一つは小さいけど団地自体はやたら巨大

    あと、北砂は近くに砂町銀座があったりアリオがあったり、生活インフラが外出しされているので団地内で生活が完結するイメージがないのですが、神代は団地内に商店街的な場所があって、おしゃれカフェもあって。最近団地内で引きこもってしまう主人公を描いた映画がありましたが自分が自堕落なことも踏まえて、すごく共感(?)できてしまって。。
    http://minasan-movie.com/


    実はすごく有名なカフェらしい

    いろいろと団地回ってみるのも面白いのかもしれないです。団地R不動産内でこんなことを書くのもアレですが。街の中の小さい街みたいな雰囲気はある種の地方都市のようなもので興味深いし、そこで完結できるモデルがあるとすると時代性にも合っている気がするし。

    なんか妙な居心地の良さと同時にいろいろと妄想してしまう小トリップでした。

    参考URL:
    書籍『団地に住もう!東京R不動産』(amazonのページ)