僕が団地に決めた理由(わけ)

この連載について

最近、東京R不動産のメンバーのひとりが、団地に引っ越しました。実際、団地に住むってどうなの? このブログでは、実際の団地ライフの模様を、メンバー、およびその妻の目線から定期的に語っていきます。

この連載に登場するのはこちらの団地です。
北砂五丁目団地

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  • 第6話 団地1階の店舗物件がオススメな理由

    2012年6月29日

    「北砂五丁目団地」ではなくて、「大島四丁目団地」の1階の商店街。

    前回、奥さんが店舗のことを書いていたので、それに関してちょっと不動産屋的なことを。

    団地の1階っていろんなお店が入っています。クリーニング屋・おもちゃ屋・飲食・・・。本当にいろいろ。で、割と空き物件も多いんですね。だけど、とりあえず僕らが生活している北砂五丁目団地では繁盛しているように見える中華料理店も存在する。そもそも北砂五丁目団地って約2800世帯(約6000人)入っているらしいし、団地以外の人相手に営業しても問題ないので、まあ確かに成立するのかなくらいに思っていたんです。


    これは「大島六丁目団地」にある小さなパン屋さん。

    ちなみに江東区の面積は約40平方キロで人口は約48万人(平成24年5月1日現在)。例えば徒歩5分圏内が自分の日常的に利用できる生活エリアだと仮定すると半径400メートル。面積にすると約0.5平方キロ。江東区の0.5平方キロあたりの人口を上記から計算すると6000人。つまり、団地の外側を相手にしないとしても、江東区でお店をやる上での平均的なマーケットは確保できているような感じです。当然前面道路を通る人数が多い方が良いとかいろいろ要素はあるんだけど、言っても団地の1階は団地にとってはとても優秀というか誰しもが目につくエリアだし、徒歩1分で使えるという意味では住人にとってはとても重要なんです。


    北砂五丁目団地の流行っている中華料理屋さん。

    まあ、とはいえ。って思いますよね?
    ここから割と深夜の通販番組ばりに行こうと思うのですが、実はUR団地の1階空き店舗って募集されているんですね。すごくひっそりと。URの住宅の方はCMとかやっているから礼金無料、仲介手数料無料って知っている人いるけど、店舗の情報なんて誰も知らない。だけど実は店舗めちゃくちゃ優遇されています。笑っちゃうくらい。

    1. 権利金・礼金・仲介手数料・更新料無料(敷金はあります。6か月。)
    2. 保証人不要
    3. 子育て支援、高齢者支援施設には賃料の優遇(50%offとか。一部物件)
    4. 開店から6か月間は賃料無料のチャレンジスペースあり(一部物件)

    これ証拠。
    http://www.ur-net.go.jp/tenant/merit.html
    http://www.ur-net.go.jp/kosodate/biz.html

    ぶっちゃけね。住居より待遇が良いように思う。もちろん内装や設備費用がかかるとかいろいろと住居とは違う部分はあると思いますが、それはどこでお店やったとしてもかかる費用だと考えたら明らかにこの条件はすごい。てか、不動産屋的には「えぐい」。いや、やっぱりすごいと思うんです。


    チャレンジスペース募集していますよ。

    でね。
    なぜこんな話をし始めたかというと、上にも書いてありますが団地住民にとってはここにどんなテナントが入るかって、生活にプラスオンさせるためにはとても重要なんですね。例えばステキカフェバーとか入ってくれると、日々使えるし家帰るの楽だしとかいろいろ妄想が、、、
    まあ、単純に今回は不動産屋として営業してみたかったんです。
    「団地の1階の店舗物件オススメですよ。」