団地Rブログ
2012年11月

団地が舞台の映画「みなさん、さようなら」試写会プレゼント

2012年11月29日

「僕は一生、団地の中だけで生きていく!」
そんな衝撃的なセリフと共に始まる映画「みなさん、さようなら」。
団地R不動産をご覧の皆さんに、この映画の試写会チケットをプレゼントします。

きっと、団地が大好きで団地に住んでいる、もしくは住みたいと思っている人なら、心を鷲づかみにされてしまうセリフ、「団地の中だけで生きていく!」。そう、よく考えれば団地の中には店もあるし、郵便局や学校や銀行、図書館なんかもあって、一瞬突飛に聞こえるこんなセリフも、「いや、待てよ。もしかしたら……」なんて思えてしまうから不思議です。

小学校卒業と同時に、そんな大胆な宣言をしてしまった、主人公の悟。
周囲の反対もなんのその。中学に通う同級生たちをよそに、団地の中で勉強し、体を鍛え、やがて団地内のケーキ屋に就職。異性への目覚めもベランダ越しなら、憧れの女子との交際も団地の中。しかも彼女の勤務先まで団地内の保育園。そして婚約。

と、ハチャメチャだけど、ちょっと羨ましくなるような、団地コメディ。
でも、悟が団地から出ないのは、ある事件がきっかけなのです。そして、団地から「出られない」悟を尻目に、団地からは一人また一人と、同級生が去っていき……

実は、この映画の後半で描かれているのは、団地の大好きなボクらには、ちょっと目を覆いたくなるような、寂れて荒んでいく団地の姿です。

それは1990年代後半までの団地の姿。建設当時、憧れの存在だった団地は、時代の移り変わりと共に社会の負の部分を抱えるようになっていきます。そんな荒れていく団地の中で、団地とそこに住む全ての人を守ろうとする悟は……

ボクらが大好きな団地は、実は一度周回遅れになってしまった存在です。
だからこそ、そこには沢山の木々が残っているし、広い敷地に公園や広場もある。新しいマンションには簡単に真似できない、「ゆとり」みたいなものがたっぷりあるのです。そして、ボクらはそれが大好きなのです。

つまり、一周遅れて、気が付けば一番前にいた、みたいな感じ。

ここで描かれているのは、そうなる少し前の、ただ足の遅い劣等生だったころの団地。大好きな団地のそんな姿を見るのはちょっと悲しいけれど、団地と一緒にもがきながら成長した悟の青春には、誰よりも感情移入してしまうのかもしれません。

そんな映画「みなさん、さようなら」の試写会チケットを先着で30名分プレゼントします。ご希望の方は、以下の内容をご記入いただき、問い合わせフォームからご応募ください。

「みなさん、さようなら」試写会

日時:2013年1月10日(木) 18:00 開場 / 18:30 開映 (上映時間:120分)
会場:ニッショーホール
http://www.nissho-jyouhou.jp/nissho-hall/1-hall-kaigishitsu.html
住所:東京都港区虎ノ門2-9-16
公式サイト:http://www.minasan-movie.com/

【応募方法】
1行目に「試写会希望」とお書き添えいただき、以下の内容をご記入の上、問い合わせフォームよりご応募ください。
・お名前
・チケット送付先ご住所
・ご来場人数

※定員に達しましたので応募受付は終了させていただきました。ありがとうございました。

観月橋団地がグッドデザイン賞サステナブルデザイン賞を受賞しました!

2012年11月27日

団地R不動産を共同運営しているOpen Aが設計・プロモーションを担当した、
観月橋団地(京都市伏見区)がグッドデザイン賞サステナブルデザイン賞を受賞しました。

グッドデザイン賞サステナブルデザイン賞は、
すべてのグッドデザイン賞受賞対象1108点の中から、
持続可能な社会の実現をめざしているものに贈られる賞です。

これからの団地再生のモデルにつながっていくことを期待します。

グッドデザイン賞
http://www.g-mark.org

グッドデザイン賞 サステナブルデザイン賞 UR賃貸住宅 [観月橋団地]
http://www.g-mark.org/award/describe/38912