団地雑記帳
取材レポート

DIY住宅紹介コラム@R不動産toolbox Vol.1

2015年9月16日

UR賃貸住宅の「DIY住宅」で素敵な改装をしている方を取材しました。
賃貸でも、こんなに自由に暮らしを楽しむことができる!
兄弟サイトの「R不動産toolbox」で紹介中です。

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UR賃貸住宅のフレール西経堂で、DIY住宅を借りて素敵にリノベーションをしたご夫婦。
生まれ変わったその空間と、改装中の様子を取材させていただきました。

見たら、賃貸住宅でここまでできるか!と、きっと驚いてしまうはず。

大胆な改装で、センスの良く生まれ変わった部屋。
思わずこんな所に住みたいと思ってしまうかもしれません。

記事は兄弟サイトの「R不動産toolbox」で紹介中。
気になる方は、こちらのページでぜひ!

理想の住まいを自分たちでつくる

「Premium2」と団地の秋を楽しむアウトドアクッキング【館ヶ丘団地】

2014年12月4日

秋晴れの館ヶ丘団地で、リノベーション住宅「Premium2」の内覧会とアウトドアクッキングイベントを開催しました。

度々、コラムでもご紹介している館ヶ丘団地
11月23日日曜日。秋晴れの空の下、高尾山の麓にあるこの団地で、リノベーション住宅「Premium2」の募集に合わせ、生まれ変わった団地のお披露目イベント「防災×アウトドアクッキングイベント」を開催しました。今回はその様子をレポートします。

今回のイベントには、団地の住人や、学生、初めて団地を訪れた方など、40名近い方々が集まりました。
まずは、生まれ変わった館ヶ丘団地を感じてもらおうと、団地内をぐるっとひと回り。入居募集が始まったばかりのPremium2のモデルルームでは、玄関を開けた瞬間、「わあ」と歓声が上がりました。「家じゃないみたい。まるでカフェやホテルのよう。」と、驚く皆さん。4、5階メゾネットの部屋数の多さに驚かれた人も。友だちどうしで参加された方々は、このキッチンでパーティーを楽しむ様子が目に浮かんだらしく、「この部屋借りたら毎週遊びに来るよ!」と仲間内で勧め合っている様子。「シェアで借りられないんですか?」という質問も。確かに。この贅沢なリビングダイニングを仲間でシェアしたら楽しそう。4階に個室、5階は共用のダイニング。3人でシェアしたら家賃は一人約4.3万円。そういう団地の暮らし方ってあり得るなあ、と思う場面でした。

そして、団地を歩いて回ると、あちらこちらに新しいサインが。団地内の通路が交わるところには矢印型の看板が、階段室の入口にはサインが、新しく設置されています。広大な館ヶ丘団地。何度来てもどっちにどの住棟があるのか迷います。わかりやすさはもちろんですが、仰々しくなく景観に自然に溶け込んでいるさり気ないデザイン、ちょっとした親切が、新しい館ヶ丘らしさを表しています。そして途中では、自転車タクシーに出会う場面も。

かまどベンチが設置された広場では、火起こしにチャレンジ。防災設備といっても、実際に使ってみないと分からないことがたくさんあります。かまどベンチは、元の状態では火が遠くてなかなか料理が温まりません。薪台を使って火の高さを調整したり、薪の積み方を工夫したり。そういう試行錯誤が、いざというときに必要なことを、参加者の方々にも知ってもらえたと思います。

また、防災グッズって、どんなものがあるのか、どんな風に役立つのか、という基本的なことを知らない人も多いはず。そこで、アウトドアメーカーのLOGOSにも協力を頂き、防災グッズを展示しました。ちなみに、このイベントの様子は、LOGOSのFACEBOOKページでも紹介されています。
収納しやすいようファイルサイズに納まったブックシェルフキットや、イスにもなる防災グッズが詰まった防災缶、ソーラー充電器やソーラーラジオなど、保管しやすい、目につきやすい、普段でも使える便利な防災グッズの数々に参加者も興味津々でした。

団地では、普段何気なく通り過ぎる場所も、いろんな可能性に満ち溢れています。
この日は、何もない原っぱに、ティピやテント、ハンモック、テーブルベンチなどを並べて、みんなの憩いの場所をつくりました。ポカポカ陽気の中、原っぱを駆けまわる子どもたち、落ち葉の絨毯に腰を下ろして談笑する人、昼寝をする人など、思い思いに過ごす参加者たち。普段は見られない団地の風景がそこにはありました。ハンモックやテントを置くだけで、団地は数倍楽しくなる。夏はキャンプをしようか! というアイデアが出るほど、団地の新しい発見を楽しんでいました。

美味しいアウトドアクッキングのプロデュースをしてくれた、新豊洲のBBQサイトを運営するEncubeのメンバーにも感謝。こんな風景が広がると、団地はもっと楽しくなると実感した一日でした。

カスタマイズUR 入居が始まってます

2013年11月21日

R不動産が企画したカスタマイズ可能なURの物件、「カスタマイズUR」。
入居された方が、さっそく壁の塗装を楽しんでいます。

賃貸物件なのに、自由に改装できて原状回復が要らない壁、通称「フリーウォール」のあるURの賃貸物件「カスタマイズUR」。

いくつかの物件で契約が進み、入居が始まっています。
入居者の方々が、どんな風に改装を楽しんでくれるのか、気になるその様子は、今後R不動産の各サイトで随時レポートをしていきたいと思いますが、一足先に記念すべき1組目の入居者の方が壁を塗装してくれたので、その様子を少しだけお見せします。

今回、塗装に使ったのは、「ベンジャミンムーアペイント」の塗料。
9月に団地R不動産で行った館ヶ丘団地のDIYワークショップでもご協力いただいた、おすすめの塗料です。

DIYワークショップの様子はこちらから。
館ヶ丘団地DIYワークショップ レポート

カスタマイズURでは入居者特典として、塗装や壁紙張り、棚の取り付け、という基本のカスタマイズに必要な道具の中から1セットをプレゼントする、「DIYスターターキット」を用意しています。

今回はその中から塗装セットを選ばれた入居者さん。
3,652色もあるベンジャミンムーアの塗料から2色を選んで、壁2面を塗り分けました。

実は、別に引越しを考えていたわけではないのに、カスタマイズに興味が湧いて引越しを決めてしまったという、入居者さん。

これからどんな内装を作ってくれるのか、楽しみです。

カスタマイズURでは、昭和の団地から、世田谷の住宅街にある新しく建て替わった団地、都心のタワーマンションなどで入居者を募集中。

新しい部屋が追加されている物件もあるので、是非見てみてください。

詳しい情報は、東京R不動産の連載コラムと、URの特設ページで。

【連載コラム】東京R不動産 連載 カスタマイズURプロジェクト

UR都市機構|UR賃貸住宅 東京エリア|カスタマイズUR

館ヶ丘団地DIYワークショップ レポート

2013年9月25日
9月14日に館ヶ丘団地で開催した、DIYワークショップ。
たくさんの皆さんにお越しいただき、本当にありがとうございました!

まだまだ夏の暑さがしぶとく頑張る9月中旬、高尾山の麓に広がる館ヶ丘団地を舞台に、DIYワークショップを開きました。

今回のワークショップでは、2つのプログラムをご用意。
ニューヨーク生まれの人気の塗料「ベンジャミンムーアペイント」の塗装レッスンと、インテリアスタイリスト石井佳苗さんによる大人気ワークショップ、カッティングボードづくりです。

どちらも、募集を始めるとすぐに定員に達してしまうほどの反響に、皆さんの期待と、部屋を自分らしくカスタマイズしたいというニーズの高さをひしひしと感じます。

当日は、4回に分けて3つの会場で同時多発的にワークショップがスタート。
1人で参加される方が多かったので、はじめこそ少し表情の固かった皆さんですが、始まるとすぐに打ち解けて、おしゃべりしながらも真剣に作業をしていた様子が印象的でした。

まず朝一番から始まったのが、ベンジャミンムーアペイントの塗装レッスン。
本気で朝一、しかも高尾。でも、参加者の皆さんは遅れることもなく、時間通りに続々とやってきます。皆さんのワークショップへの期待の高さを感じつつ、塗装の作業の中でも一番大事な工程、「養生」からスタートです。

経験者はほとんどいないのに、皆さん飲み込みが早い。
予定よりもかなり早いペースで養生が完了、お昼前には1度目の塗装。そして午後も順調に作業が進み、夕方を待たずに2度塗りも完了。2会場を別々の色に仕上げたのですが、そのうちの1部屋は、今回この団地で募集が始まった、通称「DIY HOUSE」という自分で部屋をDIYできる物件のモデルルームとして、現在公開されています。

そして、午後からは石井佳苗さんのワークショップもスタート。
初回が女性限定だったこともあり、2回の参加者はほぼ全員が女性と、さすが女子向けDIYの旗手、石井さんという感じです。

工具には、アメリカの老舗工具メーカー「BLACK&DECKER」の方が持ってきてくれた、最新の工具「マルチEVO」を。

これは、1台で8種類の工具として使えるという、見たこともない電動工具。ウチのスタッフも初めて実物を見て、テンションが上がっていました。メーカーの方もサポートに来てくれて、傍らで丁寧にサポートしてくれます。

そして材料には、石井さんのカッティングボードづくりには欠かせない、「GALLUP」の古材。表情も1つ1つ違う古材の中からお気に入りを選んで、好きな形にデザインして、切って磨いて仕上げる、という工程は、結構時間がかかるのかと思いましたが、皆さん思い思いの形を作りながらも、手際良く仕上げていました。

ワークショップの後は、今回募集が始まる「DIY HOUSE」のモデルルームを皆さんに見学してもらいます。さすがにDIYのワークショップに来る方たちだけあって、モデルルームにもかなり興味を持ってもらった様子。デザイナーなどにも材料や施工方法のことなど、真剣な質問が続いていました。

そして、気が付けばいつの間にか日も暮れ、高尾の団地には秋の虫たちの声。

夏の終わりの高尾での1日。皆さん楽しんでいただけたでしょうか?
団地でワークショップをすると、いつも印象的なのは、参加者の皆さんが本当に素敵な人たちばかりだということ。頑張って準備をした甲斐があったと、今回もうれしくなりました。

そして、今回会場を提供してくださった、URの皆さんと、ワークショップをしてくださったベンジャミンムーアの皆さん、石井佳苗さんとアシスタントの皆さん、そして工具と材料を提供してくださった、BLACK&DECKERとGALLUPの皆さんにも感謝です。

ちなみに、ベンジャミンムーアでは普段、青山のショールームで塗装の体験レッスンをしています。今回参加できなかった方も、都会でのレッスンに是非。

詳しくは、兄弟サイトのR不動産toolboxで紹介していますので、見てみてください。
塗装レッスン|R不動産 toolbox

そして、石井佳苗さんのサイトと、画期的な工具「マルチEVO」のBLACK&DECKER、古材を提供してくれたGALLUPのサイトはこちらです。

Love customizer(石井佳苗さん)

BLACK&DECKER

GALLUP

それから、今回募集が始まった「DIY HOUSE」の情報は、URの館ヶ丘団地特設サイトでご覧いただけます。DIYに興味のある方、自然に囲まれながら自分らしい暮らしをつくってみたい方は、是非見てみてください。

Tategaoka館ヶ丘団地 特設サイト(UR)