団地雑記帳

館ヶ丘団地DIYワークショップ レポート

2013年9月25日
9月14日に館ヶ丘団地で開催した、DIYワークショップ。
たくさんの皆さんにお越しいただき、本当にありがとうございました!

まだまだ夏の暑さがしぶとく頑張る9月中旬、高尾山の麓に広がる館ヶ丘団地を舞台に、DIYワークショップを開きました。

今回のワークショップでは、2つのプログラムをご用意。
ニューヨーク生まれの人気の塗料「ベンジャミンムーアペイント」の塗装レッスンと、インテリアスタイリスト石井佳苗さんによる大人気ワークショップ、カッティングボードづくりです。

どちらも、募集を始めるとすぐに定員に達してしまうほどの反響に、皆さんの期待と、部屋を自分らしくカスタマイズしたいというニーズの高さをひしひしと感じます。

当日は、4回に分けて3つの会場で同時多発的にワークショップがスタート。
1人で参加される方が多かったので、はじめこそ少し表情の固かった皆さんですが、始まるとすぐに打ち解けて、おしゃべりしながらも真剣に作業をしていた様子が印象的でした。

まず朝一番から始まったのが、ベンジャミンムーアペイントの塗装レッスン。
本気で朝一、しかも高尾。でも、参加者の皆さんは遅れることもなく、時間通りに続々とやってきます。皆さんのワークショップへの期待の高さを感じつつ、塗装の作業の中でも一番大事な工程、「養生」からスタートです。

経験者はほとんどいないのに、皆さん飲み込みが早い。
予定よりもかなり早いペースで養生が完了、お昼前には1度目の塗装。そして午後も順調に作業が進み、夕方を待たずに2度塗りも完了。2会場を別々の色に仕上げたのですが、そのうちの1部屋は、今回この団地で募集が始まった、通称「DIY HOUSE」という自分で部屋をDIYできる物件のモデルルームとして、現在公開されています。

そして、午後からは石井佳苗さんのワークショップもスタート。
初回が女性限定だったこともあり、2回の参加者はほぼ全員が女性と、さすが女子向けDIYの旗手、石井さんという感じです。

工具には、アメリカの老舗工具メーカー「BLACK&DECKER」の方が持ってきてくれた、最新の工具「マルチEVO」を。

これは、1台で8種類の工具として使えるという、見たこともない電動工具。ウチのスタッフも初めて実物を見て、テンションが上がっていました。メーカーの方もサポートに来てくれて、傍らで丁寧にサポートしてくれます。

そして材料には、石井さんのカッティングボードづくりには欠かせない、「GALLUP」の古材。表情も1つ1つ違う古材の中からお気に入りを選んで、好きな形にデザインして、切って磨いて仕上げる、という工程は、結構時間がかかるのかと思いましたが、皆さん思い思いの形を作りながらも、手際良く仕上げていました。

ワークショップの後は、今回募集が始まる「DIY HOUSE」のモデルルームを皆さんに見学してもらいます。さすがにDIYのワークショップに来る方たちだけあって、モデルルームにもかなり興味を持ってもらった様子。デザイナーなどにも材料や施工方法のことなど、真剣な質問が続いていました。

そして、気が付けばいつの間にか日も暮れ、高尾の団地には秋の虫たちの声。

夏の終わりの高尾での1日。皆さん楽しんでいただけたでしょうか?
団地でワークショップをすると、いつも印象的なのは、参加者の皆さんが本当に素敵な人たちばかりだということ。頑張って準備をした甲斐があったと、今回もうれしくなりました。

そして、今回会場を提供してくださった、URの皆さんと、ワークショップをしてくださったベンジャミンムーアの皆さん、石井佳苗さんとアシスタントの皆さん、そして工具と材料を提供してくださった、BLACK&DECKERとGALLUPの皆さんにも感謝です。

ちなみに、ベンジャミンムーアでは普段、青山のショールームで塗装の体験レッスンをしています。今回参加できなかった方も、都会でのレッスンに是非。

詳しくは、兄弟サイトのR不動産toolboxで紹介していますので、見てみてください。
塗装レッスン|R不動産 toolbox

そして、石井佳苗さんのサイトと、画期的な工具「マルチEVO」のBLACK&DECKER、古材を提供してくれたGALLUPのサイトはこちらです。

Love customizer(石井佳苗さん)

BLACK&DECKER

GALLUP

それから、今回募集が始まった「DIY HOUSE」の情報は、URの館ヶ丘団地特設サイトでご覧いただけます。DIYに興味のある方、自然に囲まれながら自分らしい暮らしをつくってみたい方は、是非見てみてください。

Tategaoka館ヶ丘団地 特設サイト(UR)