団地雑記帳

「Premium2」と団地の秋を楽しむアウトドアクッキング【館ヶ丘団地】

2014年12月4日

秋晴れの館ヶ丘団地で、リノベーション住宅「Premium2」の内覧会とアウトドアクッキングイベントを開催しました。

度々、コラムでもご紹介している館ヶ丘団地
11月23日日曜日。秋晴れの空の下、高尾山の麓にあるこの団地で、リノベーション住宅「Premium2」の募集に合わせ、生まれ変わった団地のお披露目イベント「防災×アウトドアクッキングイベント」を開催しました。今回はその様子をレポートします。

今回のイベントには、団地の住人や、学生、初めて団地を訪れた方など、40名近い方々が集まりました。
まずは、生まれ変わった館ヶ丘団地を感じてもらおうと、団地内をぐるっとひと回り。入居募集が始まったばかりのPremium2のモデルルームでは、玄関を開けた瞬間、「わあ」と歓声が上がりました。「家じゃないみたい。まるでカフェやホテルのよう。」と、驚く皆さん。4、5階メゾネットの部屋数の多さに驚かれた人も。友だちどうしで参加された方々は、このキッチンでパーティーを楽しむ様子が目に浮かんだらしく、「この部屋借りたら毎週遊びに来るよ!」と仲間内で勧め合っている様子。「シェアで借りられないんですか?」という質問も。確かに。この贅沢なリビングダイニングを仲間でシェアしたら楽しそう。4階に個室、5階は共用のダイニング。3人でシェアしたら家賃は一人約4.3万円。そういう団地の暮らし方ってあり得るなあ、と思う場面でした。

そして、団地を歩いて回ると、あちらこちらに新しいサインが。団地内の通路が交わるところには矢印型の看板が、階段室の入口にはサインが、新しく設置されています。広大な館ヶ丘団地。何度来てもどっちにどの住棟があるのか迷います。わかりやすさはもちろんですが、仰々しくなく景観に自然に溶け込んでいるさり気ないデザイン、ちょっとした親切が、新しい館ヶ丘らしさを表しています。そして途中では、自転車タクシーに出会う場面も。

かまどベンチが設置された広場では、火起こしにチャレンジ。防災設備といっても、実際に使ってみないと分からないことがたくさんあります。かまどベンチは、元の状態では火が遠くてなかなか料理が温まりません。薪台を使って火の高さを調整したり、薪の積み方を工夫したり。そういう試行錯誤が、いざというときに必要なことを、参加者の方々にも知ってもらえたと思います。

また、防災グッズって、どんなものがあるのか、どんな風に役立つのか、という基本的なことを知らない人も多いはず。そこで、アウトドアメーカーのLOGOSにも協力を頂き、防災グッズを展示しました。ちなみに、このイベントの様子は、LOGOSのFACEBOOKページでも紹介されています。
収納しやすいようファイルサイズに納まったブックシェルフキットや、イスにもなる防災グッズが詰まった防災缶、ソーラー充電器やソーラーラジオなど、保管しやすい、目につきやすい、普段でも使える便利な防災グッズの数々に参加者も興味津々でした。

団地では、普段何気なく通り過ぎる場所も、いろんな可能性に満ち溢れています。
この日は、何もない原っぱに、ティピやテント、ハンモック、テーブルベンチなどを並べて、みんなの憩いの場所をつくりました。ポカポカ陽気の中、原っぱを駆けまわる子どもたち、落ち葉の絨毯に腰を下ろして談笑する人、昼寝をする人など、思い思いに過ごす参加者たち。普段は見られない団地の風景がそこにはありました。ハンモックやテントを置くだけで、団地は数倍楽しくなる。夏はキャンプをしようか! というアイデアが出るほど、団地の新しい発見を楽しんでいました。

美味しいアウトドアクッキングのプロデュースをしてくれた、新豊洲のBBQサイトを運営するEncubeのメンバーにも感謝。こんな風景が広がると、団地はもっと楽しくなると実感した一日でした。