団地雑記帳

DaSH第9回 みんなで団地をデザインしよう~建築家による家づくりワークショップ~

2013年7月4日

去年の5月、団地オモシロアイデア会議に参加いただいた方からイベントのお知らせをもらいました。
港区芝浦にあるワークショップ/コミュニティースペース「SHIBAURA HOUSE」でみんなで集まって団地の模型をつくる催しだそうです。

SHIBAURA HOUSEと言えば、建築家・妹島和世が手がけたことでも知られていますが
ユニークなイベントが日常的に行われていますよね。

今回のイベントは、題して
「DaSH第9回 みんなで団地をデザインしよう~建築家による家づくりワークショップ~」

自分たちで部屋のコンセプトから模型づくり、 
それを合体して新しい団地をデザインしてしまおう!という、実際に手を動かしながら楽しめるワークショップ。

こういう建築模型をつくれるワークショップって、建築系じゃない人にこそ教えたい気がします。
だって、意外に、こういう機会ってないですよね。
ご夫婦やカップルで参加しても楽しいのでは。お子さん連れでもいいそうですよ!

簡単な工作を行うので、カッター持参でお願いします!

開催は土曜日。週末の予定に、ぜひ。

日時:7月20日 (土)12:00pm〜04:30pm
費用:一組3000円(材料費、ドリンク代人数分込)
定員:15組
会場:SHIBAURA HOUSE 港区芝浦3-15-4

お申し込みは、こちらから!

カスタマイズUR 始動!

2013年7月4日
「カスタマイズUR」

「賃貸でも自分らしく暮らしたい!」そんな思いをかなえてくれる物件がURに登場。
R不動産×URで実現した、「カスタマイズUR」が始動します!

普通の賃貸物件だって、内装にちょっと手を入れたら自分らしい暮らしを作れるのに・・・
そんな風に思ったことがある人は、きっと多いはず。

自分らしい内装作りが楽しめて、退去のときにも原状回復の必要がない。
そんな借り方を、日本の賃貸の新しいスタンダードにしようと、UR都市機構と、団地R不動産、東京R不動産、そしてR不動産toolboxが手を組んで企画した、「カスタマイズUR」が登場します。

このカスタマイズURの物件では、リビングの一番メインの壁が「フリーウォール」と呼ばれる改装可能な壁になっています。この壁は好きな色に塗ってもいいし、カラフルな壁紙を張っても、棚板を打ち付けても、絵を描いてもいいという、自由の壁です。

そして、この壁については退去時にも原状回復は不要!
退去時の負担を気にせず、好きに改装して自分らしい内装を楽しむことができるのです。

実は、これまでもURには「DIY住宅」という改装可能な物件がありました。
ただし、DIY住宅では基本的に前の入居者が退去した状態で借りることになるので、全面的に改装が必要。かなり上級者向きで、ガッツリ改装をすることになります。

今回のカスタマイズURでは、改装可能なフリーウォール以外はすでに仕上がった状態で、そのまま入居が可能。内装のポイントになる壁だけを自分の好みに作り上げて、楽しむことができるのです。

そして、改装についてはR不動産toolboxがサポート。
お薦めのカスタマイズプラン集や、改装に使える材料・サービス、それにちょっとしたコツやノウハウなども盛り込んだカタログをtoolboxメンバーが作っています。さらに電話などで相談もできる、サポート期間もあり。

そんなカスタマイズURの第一弾として、今回はURの物件から3ヶ所が選ばれています。
昭和に建てられた団地もあれば、平成築の世田谷の集合住宅も。

この企画は、元々ボクら団地R不動産からは、古い団地を住みこなすための方法として提案したものなので、順調に行けば今後は古い団地もカスタマイズURの対象になると思います。ご期待ください。

カスタマイズURについての情報は、東京R不動産のサイトを中心に随時お知らせしていきますので、チェックしてもらえたら嬉しいです。

http://www.realtokyoestate.co.jp/column/topics/customize_ur/

2/23 クリエイティヴ・ダンチ・サミット開催!

2013年2月14日
クリエイティヴ・ダンチ・サミット開催!

2/23(土)、今一番ホットでクリエイティブな団地で活動する団体が集結!
「クリエイティヴ・ダンチ・サミット」

書籍『団地に住もう!東京R不動産』や団地R不動産のコラムでも紹介させて頂いている、取手井野団地を拠点として行われているアートプロジェクト、取手アートプロジェクト(TAP)

そのTAPの主導により、首都圏近郊の団地で面白い活動をしている5つの団体をプレゼンターに迎え、建築・アート・社会学の分野からこれからの団地を面白くするヒントが話し合われるイベントが開催されることになりました。まさに団地の前線に立つキーパーソンたちによるサミットです。

プレゼンターは、『団地に住もう!東京R不動産』でも取材させて頂いた村山団地の「まいど~宅配」、団地内に“開かれた居間”を生み出すアートプロジェクト「リビングルーム・プロジェクト」、千葉の高洲団地で“団地学校”やリフォームのサポート等の活動を行っている「ちば地域再生リサーチ」、若者3人が団地内にシェアして住みながら「地域暮らし」を実践する「ロクナナ団地」、そして取手アートプロジェクトの5団体。

また、郊外研究から消費論、若者論、シェアなど、さまざまな世代の行動考察で知られる三浦 展さん、取手アートプロジェクト実施副本部長の森 司さん、「ダンチ・イノベーターズ!」作戦総指揮を務め、団地R不動産のメンバーでもある馬場正尊が、建築・アート・社会学からプレゼンターの活動を掘り下げ、団地のこれからの可能性について探ります。

団地で活動することならではの楽しさや難しさ、これからの郊外団地で面白く生きるコツ、団地をクリエイティブに使いこなす先駆者たちのノウハウ、これらが凝縮された1 DAYイベントになりそうです。

団地R不動産も、団地を面白くするプチアイデアを散りばめたアイデアウォールを展示予定。
あなたのオモシロプチアイデアも、壁にペタペタ貼ってみてください!

それ以外にも、「団地団」や「住宅都市整理公団」で知られ、団地をこよなく愛する大山 顕さんのキュレーションによる団地偏愛型ライブラリーの展示や、参加5団体の団地内での活動写真や記録の展示もあります。

2/23のサミットに来られない方も、展示ブースは2/16~2/24まで公開しているので、いまアツい団地の最前線を知りたい方、団地で活動したい方、団地に住みたい興味がある方など、ぜひぜひお立寄り下さい!

「クリエイティヴ・ダンチ・サミット!」開催日程

日時:2013年2月23日(土)14:00-18:00 入場料500円

会場:とりでアートギャラリーきらり
(取手駅西口ペデストリアンデッキより徒歩1分)

問い合わせ、詳細はこちらから

取手アートプロジェクト

『団地に住もう!東京R不動産』刊行記念トークイベントのお知らせ

2013年1月21日


書籍『団地に住もう! 東京R不動産』

今週金曜日1/25、『団地に住もう!東京R不動産』刊行記念トークイベント
が行われます!

代官山のDAIKANYAMA T-SITEで
『団地に住もう!東京R不動産』刊行記念のトークイベントを
行うことになりました。
馬場正尊はじめ、東京R不動産のメンバー何人かで参加して、
団地の環境の良さのことから、
これからの団地の面白い使い方まで、
取材時に撮ったたくさんの写真などをスライドで見て話します。

また、この本で取材させていただいた方たちにも何組かご参加いただけることになっているので、
実際に住んでいてどうか、といったリアルな声なども
改めてお聞きできたらと思っています。

今週金曜、19時開場、19時半開演です。
ご参加をお待ちしています。
予約・お問い合わせはコチラ

※また、この後、2/1に大阪・スタンダードブックストアでも
同様のトークイベントを開催させていただくことになっています。
観月橋団地のことから、公社の団地で現在進行中の団地リノベーションプロジェクトのことなど
関西での団地トピックスも盛り沢山! こちらもぜひご参加ください。
予約・お問い合わせはコチラ

<イベント開催のお知らせ> 2013年1月11日(金)『東京高級住宅地探訪』、『団地に住もう! 東京R不動産』刊行記念 三浦展 × 馬場正尊 トークショー 「理想的住宅のつくりかた」

2012年12月18日


2013年1月11日(金)、表参道・青山ブックセンター 本店にて、三浦 展さんと、東京R不動産ディレクター・馬場正尊によるトークショーを行います。“理想的住宅”とは?
かたや高級住宅地、かたや団地を題材として新刊を上梓したばかり。これからの住みこなし方について、語ります。ぜひお越しください!

詳細・お申し込みはこちらから
http://www.aoyamabc.jp/event/miura-baba-talks/

『東京高級住宅地探訪』(晶文社)、『団地に住もう! 東京R不動産』(日経BP社)刊行記念
三浦展 × 馬場正尊 トークショー
「理想的住宅のつくりかた」

日時:2013年1月11日(金) 19:00~20:30(開場18:30~)
料金:1,050円(税込)
会場:表参道・青山ブックセンター 本店 大教室
定員:110名様

予約&お問い合わせ先
青山ブックセンター 本店 03-5485-5511
受付時間 10:00~22:00

団地が舞台の映画「みなさん、さようなら」試写会プレゼント

2012年11月29日

「僕は一生、団地の中だけで生きていく!」
そんな衝撃的なセリフと共に始まる映画「みなさん、さようなら」。
団地R不動産をご覧の皆さんに、この映画の試写会チケットをプレゼントします。

きっと、団地が大好きで団地に住んでいる、もしくは住みたいと思っている人なら、心を鷲づかみにされてしまうセリフ、「団地の中だけで生きていく!」。そう、よく考えれば団地の中には店もあるし、郵便局や学校や銀行、図書館なんかもあって、一瞬突飛に聞こえるこんなセリフも、「いや、待てよ。もしかしたら……」なんて思えてしまうから不思議です。

小学校卒業と同時に、そんな大胆な宣言をしてしまった、主人公の悟。
周囲の反対もなんのその。中学に通う同級生たちをよそに、団地の中で勉強し、体を鍛え、やがて団地内のケーキ屋に就職。異性への目覚めもベランダ越しなら、憧れの女子との交際も団地の中。しかも彼女の勤務先まで団地内の保育園。そして婚約。

と、ハチャメチャだけど、ちょっと羨ましくなるような、団地コメディ。
でも、悟が団地から出ないのは、ある事件がきっかけなのです。そして、団地から「出られない」悟を尻目に、団地からは一人また一人と、同級生が去っていき……

実は、この映画の後半で描かれているのは、団地の大好きなボクらには、ちょっと目を覆いたくなるような、寂れて荒んでいく団地の姿です。

それは1990年代後半までの団地の姿。建設当時、憧れの存在だった団地は、時代の移り変わりと共に社会の負の部分を抱えるようになっていきます。そんな荒れていく団地の中で、団地とそこに住む全ての人を守ろうとする悟は……

ボクらが大好きな団地は、実は一度周回遅れになってしまった存在です。
だからこそ、そこには沢山の木々が残っているし、広い敷地に公園や広場もある。新しいマンションには簡単に真似できない、「ゆとり」みたいなものがたっぷりあるのです。そして、ボクらはそれが大好きなのです。

つまり、一周遅れて、気が付けば一番前にいた、みたいな感じ。

ここで描かれているのは、そうなる少し前の、ただ足の遅い劣等生だったころの団地。大好きな団地のそんな姿を見るのはちょっと悲しいけれど、団地と一緒にもがきながら成長した悟の青春には、誰よりも感情移入してしまうのかもしれません。

そんな映画「みなさん、さようなら」の試写会チケットを先着で30名分プレゼントします。ご希望の方は、以下の内容をご記入いただき、問い合わせフォームからご応募ください。

「みなさん、さようなら」試写会

日時:2013年1月10日(木) 18:00 開場 / 18:30 開映 (上映時間:120分)
会場:ニッショーホール
http://www.nissho-jyouhou.jp/nissho-hall/1-hall-kaigishitsu.html
住所:東京都港区虎ノ門2-9-16
公式サイト:http://www.minasan-movie.com/

【応募方法】
1行目に「試写会希望」とお書き添えいただき、以下の内容をご記入の上、問い合わせフォームよりご応募ください。
・お名前
・チケット送付先ご住所
・ご来場人数

※定員に達しましたので応募受付は終了させていただきました。ありがとうございました。

観月橋団地がグッドデザイン賞サステナブルデザイン賞を受賞しました!

2012年11月27日

団地R不動産を共同運営しているOpen Aが設計・プロモーションを担当した、
観月橋団地(京都市伏見区)がグッドデザイン賞サステナブルデザイン賞を受賞しました。

グッドデザイン賞サステナブルデザイン賞は、
すべてのグッドデザイン賞受賞対象1108点の中から、
持続可能な社会の実現をめざしているものに贈られる賞です。

これからの団地再生のモデルにつながっていくことを期待します。

グッドデザイン賞
http://www.g-mark.org

グッドデザイン賞 サステナブルデザイン賞 UR賃貸住宅 [観月橋団地]
http://www.g-mark.org/award/describe/38912

西日本のUR賃貸住宅で「Petit(プチ)DIY住宅」OPEN!

2012年7月9日

お部屋を自分好みにカスタマイズできる!?
西日本のUR賃貸住宅で、「Petit(プチ)DIY住宅」が7月7日から始まりました!


画像をクリックすると、「UR Petit(プチ)DIY住宅」のページへ飛びます。

西日本のURで新しいコンセプトの賃貸住宅が登場!
その名も「Petit(プチ)DIY住宅」

壁の色やクロスを変えたり、床の素材を変えたり、
木部の壁に自由にビスをうって棚がつけられたり・・・
好みの仕上げに自由に変えられて、しかも現状復帰が免除!(※)

(※)故意過失による汚損・破損、またはDIYの手引きやURの定めるDIY基準に違反した場合は現状復帰義務が生じます。

賃貸なのに、自分好みのお部屋にどんどんカスタマイズできちゃいます!

Petit DIY住宅の詳しい内容、対象団地はこちら

また、団地R不動産でご紹介している「藤沢台第5団地」をはじめ、
フルDIY(間仕切りの撤去をはじめ、ほぼ自由に模様替えできちゃう)住宅もあります!

フルリノベもOK! URのDIY HOUSE 詳しくはこちら。

団地R不動産では、この団地の新しい魅力を発掘すべく、
お部屋をカスタマイズするコツやオススメ商品など、
団地の新しい住みこなし方やアイデアをご紹介する新連載も企画中!

こちらもぜひご期待ください!

「MUJI×UR団地リノベーション」のプロジェクトがは じまります!

2012年7月2日

無印良品で連載されている「団地再生物語」から、
ついに具体的なプロジェクトが動き出そうとしています。


画像をクリックすると、「MUJI×UR団地リノベーション」のプロジェクトサイトへ飛びます。

URと無印良品との共同企画で、
「MUJI×UR団地リノベーション」プロジェクトが始まります。
Open Aの関わっている観月橋団地のリノベーションプロジェクトが
発端となって動き出したプロジェクトです。

MUJIカラーが団地をどう変えていくのか?
今後の動きに目が離せません!

団地ライフ写真集 vol.4

2012年6月13日

5月12日の団地オモシロアイデア会議@ひばりが丘団地にも参加していただいた方に
団地ライフの写真を送ってもらいました!!


写真を送ってくれた方からのコメント:

入間市の団地・西武狭山グリーンヒル(1974年築)に住んでおります。
5月12日のひばりが丘でのイベントお疲れ様でした。
おかげさまで、楽しい一日が過ごせました。

さて、その時にお約束しました団地の写真をお送りします。
私の部屋の写真ですが、まさに Paint It White です。
歴史が浅いのであんまり生活感がないかもしれませんが、風がよく通って気持ちよく過ごしています。

*私も団地に住んでます!という方、良かったらぜひ写真を編集部までお送りください! 詳しくはコチラ