2011年12月20日
いわゆる「団地」、という板状の住棟ではなくて、縦長の形をした住棟。柱状、というか。
コロッとしたかわいらしい形の住棟は、このポイントハウスに分類されます。
高層のものもありますが、主には5階建までの住棟が多くて、1つの住棟に階段室が1つ、その周りに各フロア2、3戸の住戸が配置されるのが一般的です。
ポイントハウスは、形状によってさらに分類されていて、四角い平面だとボックス型と呼ばれたり、L字型、T字型、というのもあります。
そして、Y字型の平面のポイントハウスは、スターハウスと呼ばれて、団地界のアイドル的存在です。
ポイントハウスは、昭和40年代までの団地で建てられることが多かったので、今では希少な存在になりつつあります。
また、団地の中でアクセントとして建てられることが多かったようなのですが、何と言っても室内が3方向外部に面していることが多いので、開放感があるのが特徴です。
(関連項目)
> 階段室型