団地の基礎知識

4時間日照

2012年9月11日

文字通り、住戸の居室部分に当たる日照を4時間以上にしよう、という設計の指標。
ただし、4時間というのは冬至の日に当たる日照が基準になってます。

初期の公営住宅や公団住宅の設計要領で、この4時間日照が定められたこともあって、その後、住宅設計の一般的な基準として定着しました。

特に団地では、この4時間日照が確保できる住棟の配置であれば、必然的にプライバシーや、開放性、通風なども確保できるとして、住宅の性能確保の代表的な指標とされたそうです。